高岡の日本遺産をめぐるコース(まちなか編)

歴史都市 高岡を深掘り!

高岡駅からスタートし、バスやタクシー、徒歩で巡るコースです。

加賀前田家2代当主 前田利長によって1609年(慶長14年)に開かれたまち、高岡。ものづくりの技や祭りなどの文化が、町民たちによって受け継がれています。この歴史物語は「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡 ー人、技、心-」として、日本遺産に認定されました。物語を今も感じれるスポットをご紹介します。

所要時間
5~6時間
移動手段
バス・タクシー・徒歩
高岡の日本遺産をめぐるコース(まちなか編)
Start
10:00「高岡駅」
【加越能バス】「高岡駅」から「金屋」まで約6分

金屋町「千本格子の家並み」(重要伝統的建造物群保存地区)

格子造りの家々と石畳が調和した町並み

  • とやまビューポイント「金屋町 の 町並み」
  • 美しい佇まいは街散策に最適
  • 千本格子造りの家が立ち並びます
  • 個性豊かな銅像も楽しめます
  • 室内も雰囲気抜群
  • 散策の途中でほっと一息
  • 目の細かい千本格子(さまのこ)が美しい
  • 昔懐かしい雰囲気の風情あるまち並み
  • 石畳の小さなハートを探してみて!
  • 日が暮れてから訪れるのも楽しみの一つ

金屋町は、2012年に鋳物師町として全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
1609年、加賀藩の藩主、前田利長が開町まもない城下町高岡の繁栄策として、領内から7名の鋳物師を金屋町に呼び寄せ、鋳物場を開設。この地に鋳物産業が根付き、高岡鋳物発祥の地となり、高岡銅器産業の中心として大いに栄えました。

今も細やかな千本格子造りの家々が軒を連ね、およそ500mにわたって続く石畳の道と見事に調和して、美しいたたずまいを見せています。

住所
富山県高岡市金屋町
電話番号
0766-20-1301

高岡市鋳物資料館

歴史と伝統を持つ町の小さな博物館

高岡鋳物発祥の地である金屋町には、400年にわたる鋳物産業の歴史を背景に、由緒ある古文書や初期の鋳物技術を知ることのできる鋳物製品、多種多様な造型、鋳造用具など数多くの資料が現存しています。

高岡市鋳物資料館は、これらの貴重な資料を収集・展示し、高岡鋳物の歴史と伝統を紹介する町の小さな博物館です。

鋳物産業の歴史に触れ、開町当時の様子に思いをはせてみては。

住所
富山県高岡市金屋町1-5
電話番号
0766-28-6088
営業時間
9:00~16:30
定休日
火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)

金屋町でハートを探そう!

石畳のところどころに散りばめられたハートや星型の銅片!ぜひ見つけながら町を散策してみてください。

徒歩で約10分

山町筋「土蔵造りの町並み」(重要伝統的建造物群保存地区)

伝統と風情あふれる町並み散歩

  • 日本の伝統的風景が残るまち並み 
  • じっくりと眺めたいほど美しい造り
  • レトロで重厚感のある赤レンガの銀行
  • 一軒一軒が見ごたえあり
  • 高岡御車山会館
  • ノスタルジックな町並み
  • レトロな雰囲気に心踊ります
  • 土蔵造り
  • 重厚かつ繊細な意匠を持つ土蔵造りの家

山町筋は、加賀前田家二代当主前田利長が高岡のまちを開く際、近隣の城下町から町人を招いて北陸道沿いに商人町を造ったことが始まり。江戸期から明治期にかけ物資集散の拠点として発展し、中でも山町は商業活動の中心でした。

防火構造の土蔵造りの家々が立ち並んでいるほか、本格的な洋風建築の建物もあり、特色ある歴史的景観です。
受け継がれてきた歴史と伝統を、ノスタルジックな町並みと一緒に存分に楽しむことができます。


毎年5月1日には、この山町筋を背景に華やかな7基の山車が巡行する「高岡御車山祭」が行われます。絢爛豪華な御車山が巡行する様子は必見です。

住所
富山県高岡市御馬出町~小馬出町
電話番号
0766-20-1301
営業時間
【高岡市土蔵造りのまち資料館】
9:00~16:30

【高岡御車山会館】
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
【高岡市土蔵造りのまち資料館】
火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

【高岡御車山会館】
火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

高岡御車山会館

一年中、御車山祭を味わえる 贅沢なプレミアム・スポット

  • 御車山の実物展示
  • 高岡御車山会館
  • 楽しく学べる体験コーナー
  • 御車山の部材及び工芸技術を紹介

重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山祭」の御車山を通年で観覧できる施設です。4Kの高精細画質シアターでの祭の準備から祭礼当日の追体験や、モーションキャプチャーの技術により、体の動きに合わせて「車輪」を動かす映像体験ができるなど、どなたでも高岡御車山祭をよりリアルに体感することができます。
そのほか、館内には高岡土産を取り揃えたショップなどもあり、楽しめる要素が盛りだくさん。

住所
富山県高岡市守山町47-1
電話番号
0766-30-2497
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日
火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
徒歩で約12分

日本料理 都万麻 ホテルニューオータニ高岡

旬の懐石料理に舌鼓

  • 国宝瑞龍寺御膳
  • 都万麻外観
  • 富山湾鮨

富山県内のホテルで初めてホテルニューオータニ高岡 日本料理都万麻が「富山湾鮨」提供店として登録されました。国内各地のホテルで研鑽を積んだ日本料理都万麻料理長山崎寛仁が富山湾産の地魚を使用した美味しいお寿司一貫一貫、心を込めてご提供いたします。


ランチ限定の”国宝瑞龍寺御膳”は、瑞龍寺や加賀前田家にゆかりのある食材を使用した料理や、富山、石川、福井の伝統・郷土料理を取り入れたメニュー、視覚と味覚で当時の歴史文化をお楽しみいただけます。


少人数の個室から大人数にも対応できる個室もございます。地元産業の器と酒器で、旬の食材をふんだんに使ったお料理と銘酒数々を贅沢にご堪能ください!

住所
富山県高岡市新横町1番地
電話番号
0766-25-4033
営業時間
11:30~14:00(L.O.13:30)、17:30~21:30(L.O. 20:30)
定休日
水曜日(祝日・祝前日は営業)
徒歩で約10分

高岡古城公園(高岡城跡)

桜の名所 高岡の美しい水濠公園

  • 木々が色づく中の島
  • 古城公園に咲く桜
  • お竹藪の桜
  • 紅葉する木々
  • とやまビューポイント「高岡古城公園 の お濠の紅葉」
  • 緑に囲まれた広場
  • 古城公園動物園
  • 雪の古城公園濠
  • 古城公園中の島夜景

高岡市街地のほぼ中心に位置するこの公園は、加賀前田家2代当主前田利長が築いた高岡城の城跡。築城からわずか6年で一国一城令で廃城になった高岡城ですが、その後も築城時の水堀が埋められず、城を構成する7つの区画「郭(くるわ)」がそのまま保存されている、全国的にも珍しく貴重な城跡です。

明治以来は公園として開放されており、公園内には工芸都市高岡ならではの芸術の森や博物館、動物園などがあり、豊かな自然とともに、心なごむ憩いの場として人々に愛され続けています。

「日本さくら名所100選」にも選ばれており、桜の名所としても知られています。秋には美しい紅葉も楽しめ、季節によってさまざまな表情を見せてくれるスポットです。 

住所
富山県高岡市古城1-1
電話番号
0766-20-1563
営業時間
三の丸茶屋(休憩スペース)8:00~17:00、(おみやげグッズ販売所)9:00~17:00
定休日
(おみやげグッズ販売所)月曜日、祝日の場合は翌日
タクシーで約5分

国宝 高岡山瑞龍寺

壮大で美しい国宝寺院

  • 整然とした伽藍配置で有名な国宝瑞龍寺
  • 厳かな雰囲気を堪能できます
  • 美しく手入れされた庭園も素敵です
  • 静寂な回廊を歩けば身も引き締まります
  • 回廊から望む眺めも美しい
  • 国の重要文化財に指定されている大茶堂
  • 大きく立派な鬼瓦に圧倒されます
  • 厳かな雰囲気の四周を結ぶ回廊
  • 見ごたえのある厳粛な姿の山門
  • とやまビューポイント「瑞龍寺門前 から見る 八丁道」

荘厳かつ美しい佇まいの「国宝 瑞龍寺」。

高岡の開祖、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺として、前田利長公の菩提を弔うために3代当主前田利常により建立されました。壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒される、加賀藩百二十万石の財力を如実に示す建造物です。


立派な総門、山門をくぐると美しい厳かな空間が広がっています。

鉛板葺きの仏殿屋根や檜と戸室石をふんだんに使った堂内、仏殿を囲むように左右対称に造られた回廊、美しい天井画など、見どころも満載。

住所
富山県高岡市関本町35
電話番号
0766-22-0179
営業時間
9:00~16:30(12月10日~1月31日は16:00閉門)
徒歩で約10分
15:45「高岡駅」
Goal
  • 金屋町「千本格子の家並み」(重要伝統的建造物群保存地区)
  • 高岡市鋳物資料館
  • 山町筋「土蔵造りの町並み」(重要伝統的建造物群保存地区)
  • 高岡御車山会館
  • 日本料理 都万麻 ホテルニューオータニ高岡
  • 高岡古城公園(高岡城跡)
  • 国宝 高岡山瑞龍寺

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