金屋町「千本格子の家並み」(重要伝統的建造物群保存地区)
格子造りの家々と石畳が調和した町並み
歴史と文化の香りが漂う町並みが観光客に人気の高岡市。なかでも最も古い町、金屋町は、2012年に鋳物師町として全国で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
1609年、加賀藩の藩主、前田利長が開町まもない城下町高岡の繁栄策として、領内から7名の鋳物師を金屋町に呼び寄せ、鋳物場を開設。この地に鋳物産業が根付き、高岡鋳物発祥の地となり、高岡銅器産業の中心として大いに栄えました。
今も細やかな千本格子造りの家々が軒を連ね、およそ500mにわたって続く石畳の道と見事に調和して、美しいたたずまいを見せています。石畳のところどころに散りばめられたハートや星型の銅片を見つけながら町を散策するのもおすすめです。
また、鋳物の製作体験ができる工房や錫アクセサリー作りが体験できるお店もあり、高岡の伝統工芸を直に味わうことができます。旅の思い出に自分だけの作品を作ってみてはいかが?
基本情報
- 所在地
- 〒933-0841 富山県高岡市金屋町
- 電話番号
- 0766-20-1301(高岡市観光交流課)
- アクセス
- ■あいの風とやま鉄道「高岡駅」北口(古城公園口)から徒歩約20分
■能越自動車道高岡ICから車で約10分
■北陸自動車道高岡砺波スマートICから車で約25分 - 駐車場
- 金屋緑地公園駐車場8台
金屋町・山町筋観光バス専用駐車場(大型バス4台) - 備考
- ■地図情報の位置は「高岡市鋳物資料館」(金屋町1)です。 ■県指定 ふるさと眺望点(都市の景観)
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。