高岡コロッケ特集「地元で愛される!高岡コロッケのお店」
富山県第2の都市・高岡は、ものづくりの歴史と文化が息づくまち。
その一方で「コロッケのまち」としても知られています。実は北陸地方は全国的にもコロッケの購入額が高く、とりわけ高岡では「日常のおかず」として親しまれてきました。
「高岡コロッケ」とは、高岡市内で販売・提供されているコロッケ全般を指す呼び名です。決まったレシピや規格はなく、お店ごとに味やスタイルが異なるのが特徴です。
「もっと高岡を元気にしたい」という思いから、ご当地グルメとしての「高岡コロッケ」が誕生。
2005年の「日本海高岡なべ祭り」でコロッケ屋台が登場し、翌年には市内の精肉店や飲食店も参加するようになりました。
こうした動きが広がり、高岡でもコロッケを楽しむ機会が増えていきました。
今では、市内の精肉店やスーパー、飲食店で、各店自慢の味を楽しめるのが魅力です。
サクサク衣の揚げたてから、具材に工夫を凝らしたオリジナルまで、バリエーションも豊富。
高岡コロッケは、“気取らず誰もが楽しめるご当地の味”として、観光客からも市民からも愛され続けています。
今回は、そんな高岡で個性豊かなコロッケを味わえるお店を特集しました!
目次

コロッケサンドモーニング:自家焙煎越中コーヒー トワイス木津店
コロッケサンドモーニング680円(税込)


レタス、コロッケ、パンのみのシンプルな味わい。
甘めのコロッケに塩味がバランスよく効いており、衣はサクサク。

シャキッとしたレタスとやわらかなパンが一体になり、朝の時間にぴったりの軽やかな美味しさです。
モーニングセットには自家焙煎コーヒーとサラダが付くのでお得。


柔らかな日差しが差し込む店内で、コロッケサンドモーニングとともに、高岡の朝を始めてみては?
自家焙煎越中コーヒー トワイス木津店

駐車場も広く、店内もゆったり。トワイス木津店は、朝のモーニングや午後のひと休みにぴったり。
大きな窓から光が差し込む中、こだわりのコーヒーと、モーニングからランチまで楽しめる豊富なメニューが、日常をちょっと豊かにしてくれます。

《住所》〒933-0857 富山県高岡市木津1634-3
《TEL》0766-25-0619
《営業時間》9:00〜21:00(L.O 20:00)
モーニング 9:00〜11:00
ランチ 11:30〜14:30
《定休日》水曜日
富山ブラックコロッケ:道の駅 万葉の里高岡
富山ブラックコロッケ(130円税込)

富山名物・富山ブラックラーメンの味わいをコロッケで再現したのがこちらのコロッケです!
濃厚な醤油風味に、しっかり旨味のある肉がぎゅっと詰まり、ひと口ごとに満足感があります。

サクサク衣とジューシーな具のハーモニーが口の中で広がり、一口で高岡・富山の味を楽しめます。
ほんのり甘じょっぱい味付けが後を引き、冷めても美味しいのが魅力。
おやつにもランチにもぴったりの、食べ応え抜群のコロッケです。
大仏コロッケ:道の駅 万葉の里高岡
大仏コロッケ(210円)

高岡のシンボル・高岡大仏の名を冠したインパクト抜群のコロッケ。
富山ブラックコロッケと比較すると、その大きさの差は一目瞭然です。
直径約14cmの大きさで、じゃがいもの自然な甘みと鶏肉の旨味がしっかり味わえます。
どこか肉じゃがを思わせるやさしい甘さで、ボリューム満点ながら最後まで飽きずに楽しめる一品です。
1個でしっかりお腹を満たしてくれる満足感がありながら、210円という安さ。
おかずとしても、おやつとしても楽しめる“コスパ抜群”の高岡コロッケです。
道の駅万葉の里 高岡

コロッケの注文はソフトクリーム受け取り口のすぐそばです。

《住所》〒933-0317 富山県高岡市蜂ケ島131-1
《TEL》0766-30-0011
《営業時間》9:00~19:00(フードコートは18:30LO)
《定休日》年中無休
ビーフカレーコロッケ:ジビエカレーパン専門店
ビーフカレーコロッケ300円(税込)


注文を受けてから揚げるスタイルなので、できたてアツアツ。
ひと口かじると、サクッと軽やかな衣の中から、ジューシーな肉の旨みがぎゅぎゅっと広がります。


中のカレーは甘口で、スパイスの香りがほどよく漂う優しい味わい。大人にも子どもにも食べやすく、どこか懐かしい「日本のカレー」を思わせます。
古民家を改装した店内は落ち着いた雰囲気で、戸出のまち歩きの途中に立ち寄るのもおすすめ。
アツアツのコロッケを頬ばりながら、揚げたてならではの香ばしさと満足感を味わえます。
ジビエカレーパン専門店

戸出駅を出てすぐ、大きなのぼりが目印です。

古民家を改装した店内には歴史を感じる金庫などが。
戸出のまちあるきの際に寄ってみるのもオススメです。

《住所》〒939-1104 富山県高岡市戸出町2丁目9−4
《営業時間》11:00〜19:00
《定休日》月曜・火曜
※駐車場について
市街地中心にある商工会駐車場や戸出ジェラート駐車場等をご利用ください。
コロッケ定食:コロッケカフェ アルペーゼ
コロッケ定食800円(税込)


県内産の素材を使った手作りのコロッケが味わえるこちらのお店。
ふっくら仕上げた「ふつうコロッケ」は、牛豚合い挽き肉と玉ねぎの旨みが生きた、昔ながらの素朴な味わい。

一方で「昆布コロッケ」は、富山らしいやさしい甘みと香りが広がり、ごはんとの相性も抜群です。
外はサクッと、中はほろり。どこか懐かしく、心がほっとするような優しい味わいが魅力。
わかめと玉ねぎのスープが添えられ、ランチタイムをゆったり楽しめる満足の定食です。

コロッケそのものにしっかり味が付いているので、そのままでもおいしく、ソースをかけるとまた違った風味が楽しめます。


手づくりのぬくもりと、ほっとする味わい。
ゆったり流れる時間の中で、心まで満たされる一皿です。
コロッケカフェ アルペーゼ



コロッケカフェ・アルペーゼは、「憩いの家」が運営するカフェです。
150円から楽しめる手作りコロッケをはじめ、気軽に立ち寄れるメニューがそろっています。
地元の方々がくつろげる“憩いの場”として親しまれています。
※スタッフの都合により、予告なくお休みとなる場合があります。
ご来店前にお電話でのご確認をおすすめします。
(出典:コロッケカフェ・アルペーゼ公式サイト)

《住所》〒933-0871 富山県高岡市駅南2丁目2−12
《TEL》080-6356-1501
《営業時間》11:00〜15:00
《定休日》土曜日、日曜日、祝日
高岡のまちに溶け込む、やさしいおいしさ
コロッケといえば、どこか懐かしく、ほっとする味。
高岡コロッケは、特別なごちそうではなく、まちの日常に溶け込んだ身近な味。
そして「また食べたくなる」やさしい味わい。
揚げたての香りやほくほくとしたじゃがいもの甘みには、どこか懐かしさがあります。
お店ごとに違う衣の食感や具材の工夫を味わいながら、それぞれの「高岡らしさ」を感じられるのも魅力。
ほっとするお昼に、ちょっと小腹がすいたときに。
そんな日常のひとコマに寄り添う“まちの味”が、高岡コロッケです。








