トピックス
高岡市のお隣の射水市(いみずし)新湊に9月23日に開通した新湊大橋(しんみなとおおはし)は、海抜約50mに車が通る2車線の道路があり、その下に自転車と歩行者の道路(愛称「あいの風プロムナード」)があります。ただし、安全対策の工事が来年3月まで行われるため、当面利用できるのは車道だけで、「あいの風プロムナード」は対策工事が終わってからの利用開始となることは、以前の当ブログでもお伝えしました(→こちら)。
その「あいの風プロムナード」に登るためのエレベーターや、エレベーターにアプローチするための連絡橋の様子をお伝えします。(写真は雪が降る前の12月6日に撮影しました)
橋をケーブルで支える、高さ127mの主塔のひとつ外側の橋脚にエレベーターは取り付けられています。その橋脚は海の中にあり、連絡橋で岸とつながっています。(本来なら橋脚の向こうに海王丸パークに係留されている帆船「海王丸(かいおうまる)」が見えるはずですが、15年ぶりの船体整備のため、2月下旬まで不在です。)
黄色い矢印のところです。オレンジ色の線が新湊大橋。上の白い部分は海王丸パークです。
当然ながら反対側の橋脚にもエレベーターが取り付けられています。(矢印部分)
異なる角度から見たエレベーター。右端に主塔が少し見えています。
(SH)
大阪や名古屋などの旅行会社の富山県に来る添乗員付きツアーの行程表の立ち寄り観光地を見ていると、立山黒部アルペンルートとトロッコ電車が当然中心で、次に目につくのは高岡市の国宝瑞龍寺(ずいりゅうじ)、高岡大仏、雨晴(あまはらし)海岸などですが、大岩山(おおいわさん)日石寺(にっせきじ)も時々見かけるので、20年振りに行ってみることにしました。アニメ「おおかみこどもの雨と雪」のモデルとなった古民家“花の家”もその近くにあるというのも大きなきっかけです。
【 大岩山(おおいわさん)日石寺(にっせきじ) 】
日石寺の大型バス駐車場前のドライブイン。右の金龍も、左の瀧路も営業していました。金龍の左側に日石寺に向かう百段坂があります。
大型バス駐車場にやっぱりツアーバスが来ていました。C社の「立山黒部アルペンルートと黒部峡谷トロッコ電車2日間」。
ほとんどの参拝者は日石寺すぐ裏の駐車場に止めてから参拝するので、ご覧のように、土曜日にもかかわらず百段坂を登っている人はほとんどいませんでした。
百段坂下のドライブインは2軒とも営業していましたが、百段坂沿いのお店5軒は、この季節にはもう営業していませんでした。
六本滝。今でも誰でも高さ18尺(約5.5m)の滝に打たれ、身を清めることができます。
三重の塔。この他、観音堂、大日堂、愛染堂などの建物が境内には点在しています。
日石寺奥の渓谷「千巌渓(せんがんきょう)」。隠れスポットです。
20年前に当時は小さかった息子を連れてきた時に、この階段の横を流れる滝のものすごい勢いに、息子がこわがったことを思い出しました。
【 アニメのモデルとなった古民家“花の家” 】
“花の家”は日石寺(にっせきじ)から徒歩で30〜40分と聞いていたので、日石寺に行く前に富山地方鉄道の上市駅の改札口前にある上市町観光案内所に立ち寄り、情報を入手しました。
上市町観光案内所では手作りの地図や案内図を用意してくれていて、係員がマーカーを引きながら詳しく説明してくれます。左上は上市駅から日石寺や“花の家”までの地図。“花の家”までの山道は狭く急こう配なので、上市町では徒歩かタクシー利用を推奨しています。左下は日石寺裏の“花の家”に一番近い駐車場までの案内。交差点ごとのカラー写真付き。右は日石寺から駐車場までの地図。その駐車場から徒歩で約30〜40分です。
左上の地図を1枚めくると、徒歩で歩いていく時の案内。交差点ごとにどちらに進んでいいかをわかりやくす説明しています。この案内のおかげで、日石寺からまったく迷わずに“花の家”にたどりつくことができました。
ただし、道はずっと上りで、たしかに時々かなりの急こう配があります。足に自信の無い人はタクシー利用がおすすめ。
「おおかみこどもの雨と雪」の関連本を集めたコーナー。
どこから来たかを記入してもらっています。ほとんどの都道府県から来訪しています。韓国からも来たそうです。筆者も1時間ほど滞在しましたが、映画公開から随分たつのに、その間にも10人ほどの見物客が訪れていました。
そうこうしている内に、案内をしてくれていた“花の家”所有者のご夫婦から、「熊鍋を振る舞ってあげる」と言われました。なんでも、“花の家”ファ ンの古市町職員が有害獣駆除で仕留めたツキノワグマを、「どうぞ見物客に振る舞ってあげてください」と持ってきたそうです。囲炉裏には薪ストーブ。ストーブの上に熊鍋が載っています。
熊鍋をよそおってくれる、“花の家”所有者の奥さん。熊肉の生臭さをとるために3時間煮込んだそうです。熊鍋をするのは今年3回目だが、冬眠直前なので今回が一番油がのっているとか。今はこの家には住んでおらず、私たちのような見物客の相手をするために自宅から通っておられるとか。ご主人も奥さんもとっても親切。ちょっぴり感動しました。
熊肉は初めてですが、牛肉のような味わいで、おいしくいただきました。
「おおかみこどもの雨と雪」を15回も見たファンが、“花の家”のために作ってくれたホームページなんですよ、と奥さんがおっしゃていました。“花の家”のことがとっても詳しくわかります。
「おおかみこどもの雨と雪」を監督の細田守氏(富山県上市町出身)が、このほど富山県功労表彰をお受けになりました。(→こちら)
(SH)
高岡市のお隣(北隣)の氷見市に10月5日(金)に新しくオープンした氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」を番屋毎に徹底的に紹介します。
★その1(北の番屋、東の番屋)はこちら。
★その2(西の番屋)はこちら。
★その3(南の番屋、みのりの番屋、番屋亭)はこちら。
「その4」では屋上展望広場、足湯、その他を紹介します。
屋上展望広場
東の番屋(①飲食)の海側(裏側)にあります。
この階段を登っていきます。東の番屋(①飲食)の裏側のトイレの2階が屋上展望広場になっています。
南側の風景。右に見えるのは東の番屋(②鮮魚)の屋根。斜めに突き出している2階建ての建物は番屋亭(魚のレストラン)。その向こうに比美乃江大橋が見えます。この橋をわたったところが、旧「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」(9月23日をもって閉鎖)。
東側には富山湾(日本海)が広がります。天気が良ければ正面に3,000m級の立山連峰の素晴らしい眺めを見ることができます。(下記パネル参照)
北側の風景。能登半島につながっていきます。左は東の番屋(①飲食)の屋根です。
足湯
足湯はひみ番屋街の敷地の一番北の小高いところにあります(写真中央の小屋)。東の番屋の北にありますが、建物はつながっていません。左に見えるのは北の番屋(回転寿司)。
天気が良ければ正面に3,000m級の立山連峰の素晴らしい眺めを見ることができます。(屋上展望広場のパネル参照)
怪物くんバス
JR氷見駅とひみ番屋街の間は、氷見市ご出身の藤子不二雄(A)氏の漫画「怪物くん」のキャラクターを車体にあしらったバスが運行しています。バス時刻表はこちら。運賃は100円です。
氷見温泉郷「総湯」
ひみ番屋街とは道をへだてて北隣に建設中の氷見温泉郷「総湯」は10月30日(火)にオープン予定です。
(SH)