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このたび、石川県能登地方で発生した、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
令和6年能登半島地震の被害により一部利用できない観光施設について、以下のとおりです。
◆国宝 勝興寺…拝観受付休止中【1月6日(土)より再開予定】⇐1月6日(土)再開
◆勝興寺・伏木駅前観光駐車場…普通車用駐車スペース当面使用不可(勝興寺・伏木駅前観光駐車場は仮設トイレを利用する場合のみ駐車可能) ⇐普通車用駐車スペース使用可
◆伏木駅前公衆トイレ…当面使用不可(別途駐車場敷地内に仮設トイレを設置しています)
◆伏木北前船資料館…1月9日(火)まで休館 ⇐1月10日(水)再開
◆伏木気象資料館…1月9日(火)まで休館 ⇐1月10日(水)再開
◆高岡御車山会館…土蔵棟のみ当分の間観覧不可
※令和6年1月10日(水)現在の情報であり、変更となる場合があります。
令和4年12月12日に勝興寺「本堂」「大広間及び式台」が国宝に指定されました!
瑞龍寺に次ぐ県内2か所目の国宝となりました。
【指定理由】
勝興寺本堂は、近世の大型真宗本堂として屈指の規模を持ち、江戸後期以降の我が国を代表する大型寺院本堂の一つである。大広間及び式台は、浄土真宗の対面所の初期形式から、入側を取込んで発展した、対面所の整備過程を体現する建物であり、歴史的価値は極めて高い。本堂、対面所を完備した、本山級に準じる連枝、別院格の寺院としては破格の規模、形式を誇り、全国的にみても大型真宗寺院の典型となる。
また勝興寺は、近世以降、加賀藩前田家の庇護のもと、本願寺との関係を深めた。我が国の社会に大きな影響を及ぼした浄土真宗が、畿内から北陸へ教線を拡大する中、地域の拠点となった宗教施設として、格式高い本堂、対面所をこの地に成立させたことは、深い文化史的意義を有している。