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昨年(2013年)は、国民的人気漫画「ドラえもん」の生みの親で、高岡市出身の漫画家、藤子・F・不二雄氏の生誕80周年だったので、関連イベントやTV番組での特集がとても目立ちましたが、今年(2014年)になっても、その流れは続いており、富山市にある高志の国(こしのくに)文学館で3〜6月に企画展「まんが家 藤子・F・不二雄の『SF』(すこし・ふしぎ)」が開催されることは既にお知らせしていますが(→こちら)、遠く九州の福岡県福岡市の福岡アジア美術館でも「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」が開催されます。原画の展示や、プロジェクションマッピング体験、写真撮影ができるフォトスポットなどにより構成されるそうです。北陸とは異なり、東南アジアからの観光客が多く訪れる福岡での開催なので、アジアでも大人気の「ドラえもん」の作者の展覧会ですので、日本人だけでなく、幅広い国籍の観光客で賑わいそうですね。詳しくはこちらをご覧ください。
(SH)
高岡市は「ドラえもん」「パーマン」「オバケのQ太郎」などで知られる漫画家の藤子・F・不二雄氏の出身地ですが、藤子・F・不二雄氏にはこれら一連の、明るく温かな児童漫画とは全く異質の、成年向けに描かれた数々の「SF短編」があり、藤子・F・不二雄氏はSFは「サイエンス・フィクション」の頭文字ではなく、「少し不思議(SUKOSHI FUSHIGI)」の頭文字だと称していたことは、以前の当ブログでもご紹介しました(→こちら)。
また、高岡市で地元の工芸品を紹介する高岡地域地場産業センターが1983年(昭和58年)に設立された際、同センター内の小ホールに設置する緞帳(どんちょう)を高岡信用金庫が寄贈し、子供たちも喜ぶような絵柄にしようと、高岡信用金庫が藤子・F・不二雄氏に原画を依頼し、その原画は高岡信用金庫が今も所蔵していることも以前の当ブログでお知らせしています(→こちら)。
富山市にある高志の国(こしのくに)文学館が3月20日(木)〜6月2日(月)に開催する企画展「まんが家 藤子・F・不二雄の『SF』(すこし・ふしぎ)」では、その緞帳の現物と原画などのほか、 SF作品の原画なども展示され、高岡市が生んだ偉大なまんが家藤子・F・不二雄氏の豊かで奥深い壮大な作品群が紹介されます。これは楽しみですね。詳しくはこちらをご覧ください。
高志の国文学館のホームページより。
(SH)