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いよいよ今週末9月22日(土・祝)・23日(日)の2日間は「金屋町(かなやまち)楽市 in さまのこ」です。高岡の鋳物発祥の地であり、地元では「さまのこ」と呼ばれる千本格子の家並みと、銅片の敷き込まれた石畳が美しいたたずまいを見せる金屋町(かなやまち)の伝統的な町並み全域を使って、工芸作品の展示・販売を行うイベントです。
日程:9月22日(土・祝)・23日(日) 10:00〜17:00
会場:富山県高岡市金屋町(かなやまち)石畳通り一帯
今年のテーマ:和敬清寂(わけいせいじゃく)
実行委員長:伊東順二氏(富山大学芸術文化学部教授)
協力:隈研吾(くまけんご) 氏(世界的な建築家)
【 特徴その1.世界的な建築家である隈研吾氏が協力 】
★伊東順二 氏のお考えに共鳴した隈研吾氏がメイン会場の空間構成に協力。
★このお二人は、伊東順二氏が企画、隈研吾氏が設計で、『スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店』(福岡県太宰府市)という、とてもユニークな店舗を造り上げておられます。(→詳しくはこちらやこちら)
【 特徴その2.ゾーンミュージアム 】
★「ゾーンミュージアム」とは、この「金屋町(かなやまち)楽市 in さまのこ」のために考え出されたコンセプト。伝統的な町並みと、銅器・漆器などの伝統産業の技が脈々と息づいている金屋町全域(ゾーン)を使って行う生活空間内展示。
★町中の屋内も屋外も美術館にしてしまうという前代未聞のプロジェクト!
屋内もミュージアム(鷲北家)
【 特徴その3.楽市 】
★ただ展示してあるだけではない! 工芸品を生活空間内で見て、触れて、気軽に買うことのできるイベント。いわば超大型クラフトマーケット。
★展示作品は当代一流の作家から、全国一般公募の作家まで、さまざまな作品を楽しんでいただけます。
【 特徴その4.ポリゴニウム 】
★ポリゴニウムも、この「金屋町(かなやまち)楽市 in さまのこ」のために考え出されたコンセプト。日本を代表する建築家隈研吾氏がデザインし、地元企業の三協立山アルミ(株)が製作したアルミ製の三角形を組み合わせたディスプレイシステム。
伝統的な景観の美を現代の製品で再生!(喜多万右衛門家)
【 特徴その5.きもの通り 】
★石畳通りの風情ある町並みを、着物や浴衣姿の学生スタッフが歩き、華やかな楽市の雰囲気を再現します。
★事前に着物や浴衣姿での来場を促すとともに、当日は浴衣のレンタル・着付けをおこないます。
アトラクションのブラスバンドも全員が浴衣姿
【 特徴その6.伝統的な家屋 】
★今年中には指定(予定)の重要伝統的建造物群保存地区の、普段は見ることのできない伝統的な家屋の内側や中庭を楽しむことができます。
喜多万右衛門家
(SH)
以前の当ブログでもお知らせしましたが(→こちら)、今週9月20日(木)・21日(金)・23日(日)に、日本が世界に誇るクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が高岡市の伏木(ふしき)港に寄港し、埠頭(ふとう)が開放されることになりました。さらに、9月20日(木)・21日(金)の両日には、伏木港 万葉埠頭(ふとう)3号岸壁で、通常は「飛鳥Ⅱ」船内でしか購入できない「飛鳥Ⅱ」グッズを販売します。ピンバッチやロゴプリントタオルハンカチ、スヌーピーセーラーマスコット(アスカバージョン)など。くわしくはこちら をご覧ください。なお、「飛鳥Ⅱ」グッズ販売は9月20日(木)・21日(金)の両日とも11:00〜15:00です。
なお、埠頭(ふとう)への車の乗り入れはできません。埠頭(ふとう)を囲むフェンスの外側に車を駐車していただけば、開放された埠頭(ふとう)へ入って「飛鳥Ⅱ」に近付くことができます。(「飛鳥Ⅱ」への乗船はできません。)
9月中の「飛鳥Ⅱ」寄港による伏木港 万葉埠頭(ふとう)の一般開放は以下の通りです。
9月20日(木) 10:00〜16:00
9月21日(金) 10:00〜17:00
9月23日(日) 15:00〜17:00
※9月23日(日)は「飛鳥Ⅱ」グッズ販売はありません。
「飛鳥Ⅱ」を間近に見ることができるとってもいい機会です! この機会にぜひ高岡市の伏木港にお越しください!
9月14日(金)に伏木港に寄港した時の写真です。雨天でした。
(SH)
アイドルグループAKB48のブームに乗って、高岡市で一押しの観光資源を市民や観光客が投票で選ぶ「TKB(高岡 観光 ブランド)総選挙」の結果が9月17日(月・祝)に、本投票会場となった高岡古城公園本丸広場の「飛越能 食の祭典グランプリ」の会場で発表されました。(→関連新聞記事はこちらやこちら)
投票総数1,248票の結果は以下の通り。
1位 高岡大仏 (281票、獲得率22.5%)
2位 瑞龍寺 (ずいりゅうじ) (250票、同20.0%)
3位 ドラえもん (194票、同15.5%)
4位 雨晴(あまはらし)海岸 (154票、12.3%)
5位 高岡古城公園 (90票、7.2%)
上位5つで77.6%と、ほぼ4分の3を占めました。実際の観光客の立ち寄り先からいっても概ね妥当な結果ではないでしょうか。ドラえもんについては、つい最近の9月8日からドラえもんを生み出した藤子・F・不二雄先生の出身地である高岡市と、お隣の射水(いみず)市を結ぶ路面電車万葉線でドラえもん電車が走り始めましたばかりですので、やや票が伸びたかもしれませんね。
ちなみに本投票所に掲示されていた、主要な候補となった高岡市の観光資源30は以下の通りですが、ジャンル別に分類してみました。
【 観光地 】
・高岡大仏 ・瑞龍寺 (ずいりゅうじ) ・勝興寺(しょうこうじ) ・国泰寺(こくたいじ) ・山町筋(やまちょうすじ) ・金屋町 (かなやまち) ・雨晴(あまはらし)海岸 ・桜満開の古城公園 ・赤レンガの銀行 ・二上(ふたがみ)山から望む市街地 ・おとぎの森公園
【 まつり・イベント 】
・御車山(みくるまやま) ・伏木(ふしき)けんか山祭り ・御印祭(ごいんさい) ・戸出(といで)七夕祭り ・高岡七夕祭り ・中田(なかだ)かかし祭り ・福岡つくりもん祭り ・万葉まつり・朗唱の会 ・日本海高岡なべ祭り
【 伝統工芸 】
・高岡銅器 ・高岡漆器 ・400年の和菓子文化
【 高岡の味 】
・高岡流お好み焼き ととまる ・高岡コロッケ ・カレーうどん ・昆布
【 キャラクター 】
・大伴家持・前田利長 ・藤子不二雄(ドラえもん)
【 乗り物 】
・万葉線
投票の候補は全部で48候補(AKB48にちなんで?)あったそうですが、たしかに以上の30候補の他にも、高岡市美術館、高岡市万葉歴史館、ミュゼふくおかカメラ館、伏木北前船資料館、武田家住宅など、まだまだ候補が浮かびますね。あらためて高岡市の観光資源の豊かさに感心しました。
高岡古城公園本丸広場の「飛越能 食の祭典グランプリ」の会場内に設置された「TKB(高岡 観光 ブランド)総選挙」の本投票所。
投票の候補は全部で48候補あったそうですが、投票所のテントには主要30候補が掲示してありました。
(SH)