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だんだん朝晩の寒さがつらくなってきたなぁ、と思っていたら、
あしたからもう11月でしたね。
11月には『雪待月(ゆきまちづき)』という名もあるのですが
歳をかさねるごとに心から「待っている」とは言えなくなった・・・という人も、多いのでは。
雪がふることで起こる“困ったこと”はもちろんあって、
「いつか雪のふらない冬を過ごしてみたいものだ」と思ったことがあったとしても
やはり、「四季をはっきり感じられるところに生まれてよかった」と、
ふとした時に感じてしまうのです。
とはいえ、本格的な冬に思いを馳せるにはすこし早い、いまの時期。
11月中に2度ある連休や
第3木曜日にむかえるボジョレー・ヌヴォーの解禁に、
個人的な楽しみを見いだしつつあります。
ボジョレー・ヌヴォーに限らず
なにかの解禁日はそれ自体がイベントのような。
そんなワクワク感を与えてくれるので、こちらも心待ちにしてしまいますよね。
今回で10回目の開催となる【SONGS Little Wing LIVE】は
県内のアマチュアミュージシャンの活動支援を行っている「SONGS 音創会」によるもの。
音楽好きのための表現の場であり、それに耳を傾ける人々がいてイベントになる。
こちらのイベントはきっと、回を重ねるたびに、
心待ちにしているひと=ファンを増やしているのだと思います。
◆日 時 11月7日(金) 20:00〜
◆場 所 Little Wing(ウイング・ウイング高岡1F 交流スペース)
◆協力金 500円
(tt)
川で生まれ海に出て、長いながい旅のあと
ふるさとの川に帰ってくるサケ。
彼らは川の組成の違いを認識して生まれ故郷に戻ってくるのだと知ったときは
どの生き物にも特化された部分があるのかも知れないと思いつつ、
「すばらしい能力をお持ちですね!」と驚かされたものです。
秋はそんなサケたちの産卵時期であり、
高岡市石瀬の庄川でも、今月21日にサケのヤナ漁が始まりました。
ヤナ漁とは、川の中に足場を組み
木や竹で台を作った梁(やな)を設置し
上流から泳いでくる魚をとる・・・という伝統的な漁。
初日の捕獲量は過去最多だったようで、なんだか幸先がよいですね。
11月に入ると、土・日・祝には【庄川鮭まつり】も開催。
ワンコイン(100円)で食べられちゃう鮭なべは、今年も健在です。
そちらもかなり心ひかれますが、
サケが流れを遡ってゆくさまを眺められたり
大きなサケをつかみ捕りしたり。
“いのち”に触れながらいろんな体験ができるのも、このイベントの魅力のひとつ、なのです。
◆会場 石瀬庄川左岸河川敷
◆問合せ先 庄川鮭まつり実行委員会 TEL/0766-30-2583
※30名以上の場合は要予約
(tt)
二上山(ふたがみやま/ふたがみさん)
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先日、市内の国吉地区に足を運んだときのこと。
りんご畑や田んぼが広がる景色のなか
トンボがふわふわと飛んでいるのを目にしました。
“種類によっては夏にもみられるけど、トンボはやっぱり秋のイメージだなぁ”と
のどかな情景を眺めながら思ったものです。
そして、秋といえば欠かせないのが、紅葉。
二十四節気の「霜降」である今時分は、楓や蔦が色づき始めるころ。
平地ではまだ感じにくいですが、
山の方では見ごろを迎えたところも多いですよね。
◆ 紅葉には、もう少し・・・
高岡市と氷見市にまたがる二上山では
例年11月中旬〜下旬に美しい紅葉が見られるようです。
立山連峰や富山湾を一望できる、こちらの山。
奈良時代には歌人・大伴家持が歌に詠んだことでも知られています。
◆ 二上山にある大伴家持像
274mという程よい低山ぶりは
二上山万葉ラインをドライブするも良し、歩いて登るも良し。
豊かな自然に触れられ、身も心もリフレッシュできること請け合いの
のんびりスポットなのです。
(tt)