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8月も半分が過ぎ、
少し前まで猛暑日になるかならないかのラインを保っていた気温も、
台風一過を機に落ち着いてきた様子。
暑さが和らぐのは喜ばしいことですが
それはすなわち夏の終わりが近づいているということでもあり、
もの寂しさが胸をよぎります。
今年は夏を満喫できただろうか?という恒例の問いを心に浮かべつつ、
8月下旬に開催されるイベントを1つご紹介。
【第16回 高岡山町筋土蔵造りフェスタ】は
8月23日(土)・24日(日)に重要伝統的建造物群保存地区・山町筋を舞台に行われる、
明治・大正浪漫に溢れた催し物。
エネルギーに満ちた盛夏よりも晩夏の頃が似つかわしい、そんなゆかしさを備えています。
◆ 「デジタル掛け軸」はダイナミックな光のアート
個人的に気になっているのは「クラシックカーギャラリー」。
年月を重ねた名車が重厚な土蔵造りを背景に並ぶさまは、
たとえようもなく絵になることでしょう。
市役所から山町筋までのシャトルバスがあるのも、嬉しいですよね。
夏の終わりを飾る、こちらの素敵なイベント。
ふらりと立ち寄れば、夏の思い出にきっと、さらなる彩りを添えてくれるはず。
(tt)
以前の当ブログでお知らせしたように(→こちら)、1月25日(土)・26日(日)の2日間、夜の17〜21時に、高岡市の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、土蔵造りの町並み、山町筋(やまちょうすじ)で「もりやままちのご利益さん D-K LIVE 2014(デジタルかけじく天神光)」が開催されています。
「第13回 山町筋の天神様祭」に合わせて企画されたもので、D-K(デジタル掛け軸)とは、アーティストの長谷川章氏が発明した空間照明アートで、夜間に自然や建物などに色彩豊かな抽象のような幾何学模様を映し出すものです。一昨年と昨年の土蔵造りフェスタでも「D-K LIVE」は行われています。昨年までは赤レンガ造りの富山銀行だけでしたが、今回は約200mの守山町の通り全体が会場で、17の建物が同時に照らされています。17〜21時は歩行者天国となり、色鮮やかな光の中を町歩きできます。
★「第13回 山町筋の天神様祭」についてはこちら。
(SH)
本日1/25(土)、明日1/26(日)と、「第13回 山朝筋の天神様祭り」が開催されています。場所は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、土蔵造りの町並み、山町筋です。
富山県では、学問の神様として親しまれている菅原道真をまつる“天神信仰”が盛んです。正月になると、家庭では床の間に天神様の掛け軸や木彫り、人形を飾るのが習慣になっています。それらは男子が生まれた年に嫁の実家から贈られる習わしで、学業成就や無病息災などの願いが込められています。“天神信仰”は、加賀藩・前田氏が道真の末裔と称して、道真を神格化したことが背景にあるとされています。
上の写真の右側にたっている紫の旗は、天神様が飾ってあるお家を表しています。町の中には、この旗が立つお家が20件以上あります。普段は入れない個人のお宅も、この日は特別公開しています!
それでは順番に見ていきましょう。まずはじめは、彌栄家(いやさかけ)。中に入ると、ご主人の高倉さんが中を紹介してくださいました。立派な天神様の掛け軸とともに、ご主人と娘さんが撮影したという写真がずらりと並んでいます。受賞作品も沢山あり、見ごたえたっぷりでした。
そしてこちらが、高岡市土蔵造りのまち資料館。普段は有料施設ですが、お祭りの2日間は無料で入場できます。
天神様は飾ってありませんが、はんぶんこに寄り道。
雑貨の購入ができます。本を借りるスペースがあったり、お茶が飲めるスペースもあったり、かわいらしい不思議なお店です。
国の重要文化財に指定されている菅野家。こちらも中には天神様が飾ってあります。普段は200円の入場料が、お祭り期間は150円に。
大野屋
こちらは、国登録文化財に指定されている、井波屋仏壇店。こちらの掛け軸は、140年前のものだそうです。「代々受け継がれとんがいよ〜。」と教えて頂きました。
スーパー守山町店。こんなところにも天神様が飾ってありましたよ。
こちらは、総合案内所。 この行列は、今年から始まったゑびす鍋を求めるお客様の列でした〜。
カニの半身が入った、ゑびす鍋。お値段は、100円です、安すぎます!!両日午後3時より300杯限定で販売しています。
富山の一般の家庭では、天神様は1/25に片づけをします。(山町筋はお祭りの期間、天神様は展示されています。)25日には、カニや尾頭付きの魚などを、お供えします。
今日と明日は、「D-K LIVE2014」デジタルかけじく天神光も開催されます。 午後5時〜午後9時まで。こちらもお見逃しなく。
(RN)