ドラえもんに出会える街・高岡!ポケットガイドで駅から美術館までゆかりの地を巡る、寄り道散歩レポート
高岡市は、『ドラえもん』の作者である藤子・F・不二雄先生が生まれ、少年時代を過ごしたふるさとです。
普段暮らしていても、街を走る路面電車やあちこちのモニュメントなど、ドラえもんを目にする機会はたくさんあります。けれど、高岡市が発行している『藤子・F・不二雄ふるさと高岡ポケットガイド』を手にして改めて歩いてみると、「えっ、こんなところにも!?」と新しい発見の連続でした。
高岡駅から高岡市美術館(藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー)までは、まっすぐ歩けば約2km(徒歩で約25〜30分)と散歩にちょうどいい距離です。今回は実際に歩いて発見した街の魅力や、ドラえもんグッズが買えるお店の情報を「私なりの歩き方」としてご紹介します。
©Fujiko-Pro
掲載日 :2026.08.06
ライター:にっしー(高岡ナビライター)
目次

今回利用した「藤子・F・不二雄ふるさと高岡ポケットガイド」は観光案内所や、HPからダウンロードで入手することができました。

1. まずは高岡駅からスタート!駅前に広がるドラえもんスポット
スタートはあいの風とやま鉄道"高岡駅"。
改札を出てまず目に入るのが巨大な「ドラえもんポスト」! 伝統工芸である高岡銅器で作られた存在感のあるポストで、晴れていれば奥に立山連峰も見える絶好のビュースポット!何度訪れてもついつい写真を撮りたくなってしまいます。ただ、天気が良すぎる午前中はかなりの逆光になるので、撮影の際は角度を変えてみるなど工夫が必要です。

そして、ポストの隣には藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーの「すべては、このまちからはじまった」と書かれた大きなタペストリーも。この言葉を目にすると、「ここは本当に、先生のふるさとなんだな…」としみじみ思ってしまいます。

その気持ちのまま高岡駅北口(古城公園口)へ出ると、目の前の「ウイング・ウイング高岡」前広場でドラえもんたちのモニュメントがお出迎え。横に添えられた藤子・F・不二雄先生ご本人の温かなメッセージ碑を見て「やっぱりここがふるさとなんだな~」と改めて納得しながら、散歩をスタートできます。


ちなみに、このウイング・ウイング高岡内にある「高岡市立中央図書館」も見逃せません。2階の「こどもの本コーナー」に藤子・F・不二雄コーナーがあるのはもちろん、なんと3階の堅厳な郷土資料・古文献コーナーにもドラえもんコーナーがありました。 ここには一般的な単行本だけでなく、さまざまな形態のコミックや、当時の学習雑誌『小学一年生』(小学館)に連載されていた複写資料までズラリ。増版を重ねる中で修正されていった当時の時代設定や言葉遣いもそのままの状態で読む事ができ、作品が歩んできた長い歴史をひしひしと感じ取ることができました。

Column
路面電車「ドラえもんトラム」
高岡駅からは路面電車「万葉線」も発着しており、人気の「ドラえもんトラム」での移動もおすすめです。ライター・いずみさんの記事『家族みんなでワクワク!ドラえもんトラムで巡る高岡のまちなか観光』にて、トラムの魅力やおすすめの立ち寄りスポットが紹介されています。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください!

2. 歩道沿いの小さな発見
ウイング・ウイング高岡から美術館へ向かう歩道沿いには、ポケットガイドを頼りに探すと小さなキャラクターオブジェが点在しています。上の写真に写っているオブジェは見つけられるでしょうか?

のび太くんの高岡銅器オブジェ: 下関町交差点に発見!車だと一瞬で通り過ぎてしまいますが、歩いているからこそ出会える良さがあります。長い間高岡に住んでいましたが、このガイドを見るまで存在を知りませんでした。
3. 寄り道が止まらない!「高岡古城公園」の誘惑
下関町交差点から進むと、緑豊かな「高岡古城公園」に入ります。ここは加賀藩の前田利長公が築いたお城(現在は城跡)で、日本100名城にも選ばれている歴史ある公園です。この公園内にも寄り道スポットがいくつかあるということで寄り道してみました。
① 高岡市立博物館(入館無料)

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こちらも高岡市に長い間住んでいましたが、今回初めての入館でした。高岡は「歴史都市」と呼ばれるほど深い歴史を持つ街で、ここは高岡の歴史や伝統工芸を楽しく学べる施設です。藤子・F・不二雄先生に関するパネル展示をはじめ、関連書籍などが展示されており、高岡の歴史とともに先生の作品も大切に展示されている様子に、「さすが先生のふるさと・高岡市だな」と深く感動! また、私は歴史、お城などが大好きなので展示内容に熱中し、博物館を出た時は「あれ?今日は何しに来てたんだっけ?」と思うほど充実の内容でした。
②動物園(入園無料)

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博物館のすぐ近くの動物園内には「絵筆塔(えふでとう)」というモニュメントがあります。ここには全国の有名漫画家154名が描いたカッパのレリーフが刻まれており、藤子・F・不二雄先生が描いたドラえもんもしっかり刻まれています!これはカッパだから"動物園内にある"ということでしょうか? ちなみにこちらの動物園も無料ですが、多くの動物が飼育されていました。 この日はとても暑い日で、涼し気にプールを遊泳するペンギンにずっと見入ってしまっており、動物園を出たときにまた「あれ?今日は何しにここに来たんだっけ?」と思ってしまうほど楽しめた場所でした。

③ 卯辰山(うたつやま)
本丸にあるこの小高い丘は、なにも知らなければ、なんでもない場所。


ここ「卯辰山(うたつやま)」は、学生時代の藤子先生がよく訪れ、友人と将来を語り合った場所とされています。 住宅地の中とは思えない自然豊かなこの場所は、『ドラえもん』によく出てくるみんなが集まる「空地」や「学校の裏山」のヒントになっているのかもしれませんね。
4. ドラミちゃんとドラえもんに迎えられ、高岡市美術館(ふるさとギャラリー)へ

高岡古城公園を満喫(寄り道)し、高岡市美術館へ向かう道中にドラミちゃんのオブジェが。そこから少し進むと、ついに目的地である高岡市美術館の前にドラえもんのオブジェが現れます!

普通に歩けば約30分の道のりですが、見どころや思いをはせるスポットが多すぎて、気づけば何倍もの時間が経ってしまうような素晴らしい散策ルートでした。

帰りは是非「高岡市美術館」最寄りの万葉線『志貴野中学校前』から路面電車に乗ってみてください。ドラえもんたちの看板が電停で迎えてくれます。

高岡市美術館
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
「高岡市美術館」には、先生の生い立ちや作品の原点に触れられる「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」があります。先生が少年時代に描いた貴重な原稿や愛用の道具などが展示されており、作品への情熱やルーツを深く知ることができるファン必見のスポットです!さらにギャラリーショップでは、ドラえもんグッズやお土産の販売も充実!ここでしか買えないオリジナルグッズもあるので、散策の記念にぜひ立ち寄ってみてください。

5. 新高岡駅方面へ足を伸ばすなら!「高岡おとぎの森公園」のドラえもんの空き地へ
北陸新幹線が乗り入れる高岡の玄関口「新高岡駅」。ここから約1.2km、徒歩約20分の場所にある「高岡おとぎの森公園」には、ドラえもんファン必見の体験スポットが広がっています。
高岡おとぎの森公園
おとぎの森公園はドラえもんファンだけでなく、お子さん連れや家族で楽しむのにも最高のスポットです。
空き地の見どころはもちろん、巨大遊具や新幹線のビュースポット、寄り道したい周辺グルメまで、ライター・いずみさんの記事で徹底解説されています!散策や立ち寄りの参考にぴったりです。

おわりに:今回めぐったお土産スポット&街歩きマップ
最後に、今回のルート上でドラえもんグッズのお土産が買えるおすすめスポットを2カ所紹介します!
・高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館内)

併設のギャラリーショップでは、ここでしか買えない限定グッズや各種ドラえもんアイテムを販売しています。展示の鑑賞とあわせて、旅の思い出に残るお土産探しに立ち寄りたいスポットです。(※ギャラリーショップのご利用は、ギャラリーご入館者様に限ります)
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館内)
・富岡屋(高岡駅構内)

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高岡駅構内にある「富岡屋」では、ショウワノートが手掛ける富山県限定のドラえもんノートやポストカードが購入できます。

店頭でポストカードを手に入れたら、ぜひ改札前の「ドラえもんポスト」へ!実際に投函するとドラえもんの消印を押してもらえるため、自分宛ての記念や旅行先からのお便りとしても大人気です。

藤子・F・不二雄ふるさと高岡ポケットガイド (PDFファイル: 2.3MB) / 高岡市
今回めぐった高岡市内のドラえもんスポットを地図にまとめました!ポケットガイドに載っていながら今回訪れていない場所もありますので、ぜひポケットガイド片手に楽しんでみてください。
- ドラえもんポスト
- ウイング・ウイング高岡/高岡市立中央図書館
- 万葉線高岡駅/ドラえもんトラム
- 下関町交差点(のび太くん)
- 定塚町
- 中川一丁目(ドラミちゃん)
- 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館内)
- 高岡古城公園動物園
- 高岡市立博物館(高岡古城公園内)
- 古城公園(卯辰山)
- 高岡おとぎの森公園
- 富岡屋
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