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本日1/25(土)、明日1/26(日)と、「第13回 山朝筋の天神様祭り」が開催されています。場所は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、土蔵造りの町並み、山町筋です。
富山県では、学問の神様として親しまれている菅原道真をまつる“天神信仰”が盛んです。正月になると、家庭では床の間に天神様の掛け軸や木彫り、人形を飾るのが習慣になっています。それらは男子が生まれた年に嫁の実家から贈られる習わしで、学業成就や無病息災などの願いが込められています。“天神信仰”は、加賀藩・前田氏が道真の末裔と称して、道真を神格化したことが背景にあるとされています。
上の写真の右側にたっている紫の旗は、天神様が飾ってあるお家を表しています。町の中には、この旗が立つお家が20件以上あります。普段は入れない個人のお宅も、この日は特別公開しています!
それでは順番に見ていきましょう。まずはじめは、彌栄家(いやさかけ)。中に入ると、ご主人の高倉さんが中を紹介してくださいました。立派な天神様の掛け軸とともに、ご主人と娘さんが撮影したという写真がずらりと並んでいます。受賞作品も沢山あり、見ごたえたっぷりでした。
そしてこちらが、高岡市土蔵造りのまち資料館。普段は有料施設ですが、お祭りの2日間は無料で入場できます。
天神様は飾ってありませんが、はんぶんこに寄り道。
雑貨の購入ができます。本を借りるスペースがあったり、お茶が飲めるスペースもあったり、かわいらしい不思議なお店です。
国の重要文化財に指定されている菅野家。こちらも中には天神様が飾ってあります。普段は200円の入場料が、お祭り期間は150円に。
大野屋
こちらは、国登録文化財に指定されている、井波屋仏壇店。こちらの掛け軸は、140年前のものだそうです。「代々受け継がれとんがいよ〜。」と教えて頂きました。
スーパー守山町店。こんなところにも天神様が飾ってありましたよ。
こちらは、総合案内所。 この行列は、今年から始まったゑびす鍋を求めるお客様の列でした〜。
カニの半身が入った、ゑびす鍋。お値段は、100円です、安すぎます!!両日午後3時より300杯限定で販売しています。
富山の一般の家庭では、天神様は1/25に片づけをします。(山町筋はお祭りの期間、天神様は展示されています。)25日には、カニや尾頭付きの魚などを、お供えします。
今日と明日は、「D-K LIVE2014」デジタルかけじく天神光も開催されます。 午後5時〜午後9時まで。こちらもお見逃しなく。
(RN)
1月28日(火)午前10:08〜11:00にBSジャパン「にっぽん原風景紀行」で傑作選として、「富山県・伝統を磨く 高岡銅器の町〜富山県・高岡〜」が放送されます。以前放送されたものの再放送です。詳しくはこちら。
(SH)
高岡市の歴史や代表的な観光名所を紹介するフラッグが、JR高岡駅前の末広町商店街アーケードに設置されました。9種類約30枚のフラッグが両側に並び、買い物客や観光客が歩きながら高岡の歴史を感じることができます。
SINCE 746 大伴家持(おおとものやかもち)は、高岡で300種もの歌を詠みました。
SINCE 1609 前田利長公が、404年前に高岡を開きました。
SINCE 1609 山町筋(やまちょうすじ)は、商人のまちとして繁栄しました。
SINCE 1611 この年、7名の鋳物師が金屋町(かなやまち)に集められました。
SINCE 1614 瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、1997年に国宝に指定されました。
SINCE 1933 高岡大仏は、与謝野晶子認定のイケメンです。
SINCE 1980 この年に、「万葉線」という愛称が付けられました。
SINCE 2014 2014年、整備を終え高岡駅は生まれ変わります。
(SH)