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こちらの愛らしい表情の大仏さん。
高岡大仏からすぐ近くにある「大仏茶屋」さんの店頭で発見しました。
高岡大仏にあやかって「高岡大仏まんまるみくじ」(400円)と名付けられたこのおみくじは、
大仏さんの髪の毛、螺髪(らほつ)に見立てた緑のボールを引くという、一風変わったスタイルです。
“大吉”ならぬ、“大仏吉(だいぶつきち)”が出ればとってもラッキー!
かわいい缶バッジもつきますよ♪(缶バッジは、中吉、大吉、大仏吉のどれが出ても、必ず1個ついてきます。)
大仏茶屋は高岡大仏のななめ前にあります。
限定10食の高岡産くずきりを使ったスイーツ(450円)は、これからの暑くなる季節にぴったり!
参拝に来られたお客様は、ちょっと一服、お気軽にお立ち寄りください。
(aa)
我が背子が 古き垣内の 桜花
いまだ含めり 一目見に来ね (大伴家持)
日本中の注目を集めつつ、桜前線が着々と北上してきているようです。
ここ富山県では今月27日にツバメの初見を、30日にはウグイスの初鳴きを観測。
ほんの1週間ほど前までちらちらと雪が舞っていたのが嘘のように
肌で感じる気温の変化とともに、本格的な春の訪れを感じさせてくれました。
高岡ゆかりの歌人・大伴家持のみならず、
多くのひとたちが歌に詠み、えがき、愛でてきた、桜。
わたしたちにとっての桜は、なににもかえがたい特別なものなのだと
いつもこの時期になると思わずにはいられません。
ウェザーマップによると、富山県の桜の開花予想日は、4月1日。
高岡の桜の名所・古城公園が春のよそおいを見せてくれるのも、もう少し先になりそうです。
そして、春の高岡といえば、
【高岡桜まつり】に並ぶいきおいで存在感を放ちつつあるのが【高岡ねがいみち駅伝】。
今年で3回目をむかえるこのイベントでは、ランナーたちが
中心市街地に位置する高岡大仏・高岡関野神社・射水神社の3つの縁をつなぎ、
“願いの叶う道”とされる「願道(ねがいみち)」を駆けぬけます。
仲間と一緒にタスキをつないで走る「駅伝」、
こどもたちが元気いっぱいに走る「キッズラン」、
家族と一緒に走る「親子ラン」、
ひたすらに自分の力を試せる「個人ラン」。
いろんな年齢の、いろんなひとたちが、それぞれのスタイルで参加できるようにと
遊び心に加えてやさしさが感じられるのも、魅力のひとつなのです。
この【高岡ねがいみち駅伝】、
開催日は4月26日(日)で、エントリーは4月7日(火)まで。
大会に参加したひとだけが手にすることのできるオリジナル記念品もあるようなので、
興味をひかれた方は、コチラをのぞいてみてください。
だれかを誘って走ってみたくなっちゃう…かも、しれませんよ。
(tt)
歴史と文化のまち・高岡には、
歌人・与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と称えたと噂される
美しいお顔立ちの大仏さまがいらっしゃいます。
この高岡大仏は
鋳造技術の粋を集め、30年の歳月をかけて作られた超大作。
日本三大仏…とは言い切れなくとも、
お顔立ち、スケールともに風格を感じさせるお姿は
高岡のシンボルとして広く市民に愛されています。
そんな愛され大仏さまへ日頃の感謝の気持ちを伝えるべく、
毎年9月に【高岡大仏まつり】を行っています。
今年の開催は9月23日(火・祝)。
久方ぶりのお身拭いを、大仏さまも心待ちにしていらっしゃることでしょう。
◆お身拭いの様子
お身拭いの様子を眺めていて感じるのは、
人が何かを信じる=エネルギーを伴うもの だということ。
その場が無色透明の“気”に満ちているような、不思議な感覚を覚えます。
信心深い方にもそうでない方にも
年に一度の機会、ぜひご覧いただきたいものです。
また、こちらの大佛寺には
市指定文化財である鋳造の時鐘があり、こちらも結構なスケール。
さらに、境内に敷かれた砂利は毎朝のお勤めに間に合うよう
市民の手によって日々整えられているとのこと。
それを踏まえてこんな言葉を見ると、より心に沁みますね。
ちょこちょこ見どころのある【高岡大仏】、
車窓から眺めるだけではもったいないですよ〜。
(tt)