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2014年8月4日
歴史と文化のまち・高岡には、
歌人・与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と称えたと噂される
美しいお顔立ちの大仏さまがいらっしゃいます。
この高岡大仏は
鋳造技術の粋を集め、30年の歳月をかけて作られた超大作。
日本三大仏…とは言い切れなくとも、
お顔立ち、スケールともに風格を感じさせるお姿は
高岡のシンボルとして広く市民に愛されています。
そんな愛され大仏さまへ日頃の感謝の気持ちを伝えるべく、
毎年9月に【高岡大仏まつり】を行っています。
今年の開催は9月23日(火・祝)。
久方ぶりのお身拭いを、大仏さまも心待ちにしていらっしゃることでしょう。
◆お身拭いの様子
お身拭いの様子を眺めていて感じるのは、
人が何かを信じる=エネルギーを伴うもの だということ。
その場が無色透明の“気”に満ちているような、不思議な感覚を覚えます。
信心深い方にもそうでない方にも
年に一度の機会、ぜひご覧いただきたいものです。
また、こちらの大佛寺には
市指定文化財である鋳造の時鐘があり、こちらも結構なスケール。
さらに、境内に敷かれた砂利は毎朝のお勤めに間に合うよう
市民の手によって日々整えられているとのこと。
それを踏まえてこんな言葉を見ると、より心に沁みますね。
ちょこちょこ見どころのある【高岡大仏】、
車窓から眺めるだけではもったいないですよ〜。
(tt)