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2012年3月6日
高志(こし)の国(くに)文学館と高岡
カテゴリー :観光施設(高岡市外)
高志(こし)の国(くに)文学館が今年の7月6日(金)に富山市中心部にオープンします。旧知事公館と隣接地を富山県が整備するもので、場所は富山県庁から約500m西です。
富山県の文学といえば、大伴家持の越中万葉から始まりますので、高志の国文学館の導入展示は越中万華鏡/大伴家持物語となる共に、第1回企画展示(オープニング企画展)は「大伴家持と越中万葉」がテーマとなります。なお、高岡市にはすでに高岡市万葉歴史館(平成2年開館)があります。
高岡市といえば漫画家藤子不二雄を生んだ地でもあり、常設展示ふるさと偉人の蔵では藤子不二雄A氏(本ブログの藤子不二雄A氏のAは全て「○中にA」)や藤子・F・不二雄氏ら富山県ゆかりの漫画家に焦点を当てます。第3回企画展は「藤子不二雄Aの世界」を予定しているとのことで、こちらも漫画ファン・アニメファン必見ですね。
常設展示越中文学の回廊は、富山ゆかりの文学者の紹介コーナーで、高岡市伏木出身で芥川賞作家の堀田善衛氏も直筆原稿や愛用品などが常設展示されます。
文学以外の話題としては、超人気シェフ落合務氏のレストランが同時オープンします。同氏のイタリアレストラン「ラ・ベットラ」は東京銀座、池袋、名古屋に5店舗あり、そのおいしさとリーズナブルな料金に、ついたニックネームが「日本一予約が取れないレストラン」。こちらも楽しみですね。
(SH)