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金属のスズの柔らかい特性を活かした、曲がる器の“KAGO”シリーズをはじめ、数々のヒット商品を生み出しつづける高岡鋳物メーカー「株式会社能作(のうさく)」。
美しい商品が生み出される現場の工場見学ができるということで、おじゃましてきました。
この日は、銅合金を用いた仏具の鋳造を行っていました。
1,000℃を超える温度に熱し、溶かされた金属はまぶしい程の光を放っていました。
鋳型に金属を流し込む際、たびたび炎が見えます。
冷え固まったら、型から取り外して研磨されます。
表面のざらざらを丁寧に取り除いていきます。
鋳型から外した状態とできあがった商品を比べると、半分以下の薄さになっていました!
それだけ丁寧に磨き上げているんですね。
工場内で見つけたたくさんのうず巻きが気になる…
こちらの本社工場では、能作の商品を購入することもできます。
すてきなディスプレイは、ご家庭で使用する際の参考になりますね。
工場見学は1名からOK!
2017年4月には車で7分ほどのところに、新工場もオープンするそうなので、そちらもお楽しみに。
株式会社能作
住所:富山県高岡市戸出栄町46-1
電話番号:0766-63-5080
工場見学について:1名から受け付けOK。なお、日曜日はお休み、土曜日も時期によってはお休みです。詳しくはお電話にてお問合せください。
アクセス:JR城端線の林駅から南へ1.5㎞(徒歩20分)またはJR新高岡駅から車で15分
(aa)
秋のおすすめ観光スポットをご紹介します~国宝 瑞龍寺~
カテゴリー :観光施設
高岡を代表する観光地「国宝瑞龍寺」。
高岡の開祖である前田利長公の菩提寺として、加賀前田家三代利常公が建立しました。
典型的な禅宗建築の伽藍配置をもち、山門、仏殿、法堂が県内で唯一の国宝に指定されています。
*総門(重要文化財)
総けやき造りの薬医門。これをくぐって山門までの参道の左右に配された白砂利が美しく映えます。
*山門(国宝)
総けやきの重層入母屋造り杮葺き、上層に宝冠釈迦如来と十六羅漢が安置され、下層左右に金剛力士像が配されています。
*仏殿(国宝)
総けやきの入母屋造りで力強い堂宇。内部は吹き抜けになっており、47トンもある鉛瓦の屋根を海老虹梁など見事な組もので支える構造は、とても優雅で美しいです。
*法堂(国宝)
前田利長の位牌を安置する法堂も、総けやき造りとなっています。天井画などの意匠も素晴らしく、トイレの神の烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)は必見です。
高岡を訪れたからには、一度は訪ねておきたい瑞龍寺。
秋晴の空のもと、心落ち着くひとときをお過ごしください。
【国宝 瑞龍寺】
住所:富山県高岡市関本町35
電話番号:0766-22-0179
拝観時間:9:00~16:30(12/10~1/31は~16:00)
拝観料:大人500円、中高生200円、小学生100円
アクセス:高岡駅から徒歩10分、新高岡駅から徒歩15分
(aa)
戦後71年。
今年は、平成18年の「高岡市平和都市宣言」議決から10周年の年でもあります。
これを記念し、高岡市立博物館では、戦時下の生活資料や写真などを展示する特別展を開催しています。
今は平和なここ高岡にも、戦争はやってきていたのだと、改めて痛感させられる内容となっています。
幼いころ、今は亡き祖父母に教わった、かすかな戦争の記憶。
あまり多くを語らなかった祖父が、何を見たのか、どんな時代を生きたのか。
忘れてはならない記録と記憶が、様々な資料を通して伝わってきます。
高岡市民のみなさまにも、高岡市外からお越しの方にも、一度ご覧いただきたいと思います。
本展示につきましては、10/22(土)~「新たに寄贈された戦時下資料」として、企画延長が決定しております。
こちらもぜひ足をお運びください。
住所:富山県高岡市古城1-5 高岡古城公園内
入館料:無料
開館時間:9時~17時(入館は16時半まで)
休館日:月曜日(ただし、月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
TEL:0766-20-1572
アクセス:高岡駅から徒歩15分(新高岡駅から高岡駅へは10分おきに走る路線バス・シャトル6のご利用が便利です。)
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