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高岡市では、本日7月2日(月)から、観光客が市内をタクシーで移動する時に便利なように、通話料無料でタクシーを呼出しできる専用電話機(タクシーコール)を高岡市内の主要観光施設5か所(瑞龍寺、高岡大仏、高岡古城公園、山町筋、金屋町)に設置しました。大都会と異なり、流しのタクシーをつかまえるのが難しい高岡市では、観光客に喜んでいただけることでしょう。
あわせて、高岡市のマスコットキャラクター「利長くん」のラッピングを施したタクシー4台が本日7月2日(月)から運行を開始しました。
通話料無料でタクシーを呼出しできる専用電話機(タクシーコール)はこんな機械です。受話器をとってタクシー4社の中からお好きなタクシー会社のボタンを押すと、無料でタクシー会社につながります。
瑞龍寺だけは看板「タクシーを直通無料電話で呼ぼう!」が設置してあります。
高岡古城公園は、高岡市民体育館横の三の丸茶屋の中のグッズ販売所入口横。
金屋町は高岡市鋳物資料館の第三展示室内(石畳通りに面した無料スペース)
家持くんも写っていますが、ラッピングは利家くんだけです。瑞龍寺近くのお土産処「右近亭」さんのブログにもさっそく登場しています(→こちら)。
(SH)
著名なアニメーターであり、高岡に大変ゆかりのある“松原秀典”氏にキャラクターデザインを依頼し、昨年11月に新たに誕生した高岡観光大使のオリジナルキャラクター「あみたん娘(むすめ)」のホームページに去年の11月以来の活動記録のページができました。(→こちら) 松原秀典原画展の盛況などが思い出されます。
(SH)
高岡市万葉歴史館のホームページに夏の特別展示「造られた正倉院宝物 ―奈良女子大学所蔵正倉院模造宝物の世界― 」のチラシがアップされました。(→こちら )
奈良の東大寺大仏殿の北西にある、校倉造りの正倉院に伝わった正倉院宝物(ほうもつ)とは、天平勝宝8年(西暦756年)、聖武天皇の四十九日にあたり后の光明皇后が東大寺に献じた、聖武天皇遺愛の品々を中心としています。つまり、1200年以上も前の物が非常に保存状態が良い状態で残っています。また、正倉院宝物には、大陸からの舶載品が多く含まれており、当時わが国に絶大なる影響を及ぼした唐の文化や、シルクロードで連なる西域の文物の要素が色濃く表われた品々が数多く見られます。(→正倉院宝物について詳しくはこちら )
こうした正倉院宝物の存在意義は、明治初年にはすでに認識されており、やがてその模造(レプリカ)の制作が、すぐれた工芸作家によって始められました。模造制作は、宝物の万が一に備え、宝物に代えて展示活用するとともに、その成果を保存管理に役立てる目的があり、現在も宮内庁正倉院事務所によって継続的に行われています。
東大寺の近くにある国立奈良女子大学は古くから教材として正倉院模造宝物の収集・研究に努めてきており、昭和初期に宮内省から正倉院宝物の模造制作を命ぜられた工芸家吉田包春(ほうしゅん)の作品を多数所蔵しています。
今回の展覧会では、奈良女子大学所蔵の正倉院模造宝物を中心に、高岡市万葉歴史館所蔵の正倉院宝物の複製も展示し、聖武天皇の時代の美術工芸の数々をご覧いただくことを目的としています。
7月25日(水)〜8月27日(月)。火曜休館、ただし8月14日(火)は臨時開館。
7月28日(土)13:30〜15:00には高岡市万葉歴史館・講義室にて、奈良女子大学古代学学術研究センター特任教授の松尾良樹氏による記念講演会「正倉院模造宝物と吉田包春(ほうしゅん)」があります。聴講無料(要入館料)。定員は先着120名。お申し込みは電話・FAX・メール等で高岡市万葉歴史館まで。詳しくはこちら をご覧ください。
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