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5月1日(水)の高岡御車山(みくるまやま)祭が近付いてきましたね。華やかな桃山様式を帯びた高岡名工の技が結集された7基の御車山が町々を巡行する華麗なお祭りです。当日の奉曳(ぶえい)順路・交通規制図ができあがりました。裏面は前日4月30日(火)の宵祭・ライトアップの案内です。JR高岡駅前の観光案内所、当協会、高岡市役所4階の観光交流課などで配布を開始しております。
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まだまだ冬の真っ最中の高岡ですが、毎年5月1日開催の高岡御車山祭と毎年5月15日開催の伏木曳山祭「けんか山」の今年の新しいポスターが早々とできて、高岡市内各所への掲示が始まりました。春の到来が待ち遠しいですね。
去年のポスターはこちら。
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本日5月1日(火)に高岡市では高岡御車山祭が開催されました。毎年5月1日には曜日にかかわらず高岡御車山祭は開催されます。
日本の文化財保護法において、お祭りなどに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術など、無形の民俗文化財のうち、特に重要なものを重要無形民俗文化財として国が指定します。また、お祭りなどに用いられる衣服、器具、家屋その他の有形の民俗文化財のうち、特に重要なものを重要有形民俗文化財として国が指定します。高岡御車山祭 は重要無形民俗文化財にも重要有形民俗文化財にも指定されています。
日本全国でお祭りは数多くある中で、無形と有形の両方で重要民俗文化財に指定されているのはたった5つしかありません。たとえば、京都の祇園祭や飛騨高山の高山祭などです。高岡御車山祭は国も認める非常に文化的価値の高いお祭りです。
JR高岡駅から約600mの片原町交差点での7基の山車の勢揃いだけを見てお帰りになる観光客も多いようですが、毎年午後3時過ぎの重要伝統的建造物群保存地区である山町筋での奉曳(ぶえい)も風情がありますし、細い裏路地の奉曳(ぶえい)は迫力がありますし、前夜4月30日の宵祭のライトアップもきれいですよ。
山町筋の通称「赤レンガの銀行(富山銀行本店)の前を通る山車。
山町筋の重要文化財の菅野家の前を通る山車。
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