トピックス
皆様、こんにちは!
いよいよ今日から、待ちに待ったゴールデンウィーク。10連休の予定はもうお決まりですか?(*^^*)
高岡市では、5月1日に、本市を代表するお祭り「高岡御車山祭」が行われます。
お越しいただいた皆様に、祭りの素晴らしさとともに、本市の魅力を十分に知っていただけるよう、次の取り組みを実施します。
1 高岡御車山祭
次の期間中、高岡御車山会館の無料開館・延長開館を実施します。
日時 4月30日(火・休)9:00~21:00(通常は~17:00)
5月1日(水・祝)9:00~19:00(通常は~17:00)
※これまでは5月1日のみ入館無料でしたが、今年は「平成最後の日」を記念し、4月30日も無料とします。
※高岡御車山祭について、詳しくはこちらをご覧ください。
2 臨時観光案内所の開設
次の期間中、市内2か所に臨時観光案内所を開設します。
日時 4月27日(土)~5月6日(月・休)10:00~16:00
場所 山町筋(高岡御車山会館前)、金屋町(高岡市鋳物資料館内)
応対者 高岡市、(公社)高岡市観光協会、ボランティアガイド
3 新元号「記念スタンプ」
新元号が刻印された記念スタンプを制作し、高岡御車山会館に設置します。
新元号初日に高岡市へお越しいただいた記念にいかがですか?
日時 5月1日(水・祝)10:00~18:00
場所 高岡御車山会館前
※詳しくはこちらをご覧ください。
4 観光案内所の延長開館
次の期間中、観光案内所の開館時間を延長します。
(1) 新高岡駅観光交流センター
日時 4月27日(土)~5月6日(月・休)8:00~20:00(通常は9:00~)
(2) 高岡駅観光案内所
日時 4月30日(火・休)9:00~21:00(通常は~19:00)
≪お問合せ≫
高岡市観光交流課 ☎0766-20-1301
高岡市観光協会 ☎0766-20-1496
新高岡駅観光交流センター ☎0766-30-2626
高岡駅観光案内所 ☎0766-23-6645
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ゴールデンウィークは、高岡市だけでなく、富山県西部地域でお祭り・イベントが盛りだくさん!(詳しくはこちら)
ぜひ、たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。
首都圏、関西圏からお越しの際は、北陸新幹線「新高岡駅」が便利です!
(MK)
高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)
<ユネスコ無形文化遺産、重要有形・無形民俗文化財>
日時:5月1日 11:00~18:00
4月30日宵祭・ライトアップ 18:00~21:00
場所:山町およびその周辺
高岡御車山祭パンフレット ※令和2年度中止※
奉曳順路・交通規制図 ※令和2年度中止※
(高岡御車山勢揃式:5月1日12:00頃~片原町交差点にて)
高岡御車山・高岡御車山祭について
高岡御車山は天正16年(1588年)、豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇の行幸を仰いだ際に使用したものとされ、加賀前田家初代当主前田利家が秀吉より拝領し、二代当主前田利長が慶長14年(1609年)に高岡城を築くに当り町民に与えられたのが始まりと伝えられています。京都祇園の祭礼にならって鉾山に改造され、高岡関野神社の祭礼日に神輿と共に曳廻されてより以来、今日に至るまで高岡の発展とともに継承されてきました。
高岡御車山は、重要有形・無形民俗文化財、両方の指定を受ける国内5件のうちの一つです。
(京都祇園祭・高山祭・日立風流物・秩父祭・高岡御車山祭)
毎年5月1日に行われる高岡御車山祭。早朝より各山町で美しく飾り立てられた7基の御車山は修祓(お祓いの神事)を行い、町内を曳廻した後、勢揃いします。高岡町民の心意気と財力に支えられ、格式を保ち高岡の金工、漆工、染織等の優れた工芸技術の装飾が車輪や高欄、長押等に施された山車が揃う光景は圧巻です。
ユネスコ無形文化遺産登録
エチオピア・アディスアベバにて開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、現地時間2016年11月30日(日本時間12月1日)、高岡御車山祭を含む33件の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産への登録が決定されました。
富山県からは「高岡御車山祭の御車山行事」(高岡市)、「魚津のタテモン行事」(魚津市)、「城端神明宮祭の曳山行事」(南砺市)の3件が選ばれています。
日本では、他にも「歌舞伎」「能楽」「和紙」「和食」などがユネスコ無形文化遺産に登録されています。
高岡御車山祭スケジュール
◆4月30日宵祭・ライトアップ 18:00~21:00頃 ※雨天決行 | |
〈宵祭〉 山宿と呼ばれる各町の町家で、人形や幔幕など、組み上げる前の御車山の部材や、以前使用されていた部材などが展示され、間近にご覧いただけます。神様を迎え入れる神事やお囃子の演奏、記念品の配布、スタンプラリーなども行われます。 また、山町内の2ヶ所に設置された臨時山倉と高岡御車山会館にて、御車山のライトアップを行います。 ★見どころ★ ①徒歩1時間ほどで、全ての山宿を見て回ることができます。部材の細工を間近で見られるのが宵祭の特権!鉾留や本座人形の大きさにも驚かされます。 ②夜のとばりが下りる頃、趣のあるお囃子の音色が響く中、ライトアップされた御車山が幻想的に浮かび上がり、日中とは一味違った姿をご覧いただけます。 |
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蔵出し(町によっては4月29日) 高岡関野神社境内下の山蔵から地山や装飾具が運び出され、各町の山宿前やライトアップ会場へ運ばれます。 山宿では、神様を迎え入れる儀式「入魂式」を行います。 |
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18:00頃~ |
宵祭 8ヶ所の山宿で、囃し方の予行演習、スタンプラリー、御車山部材の展示、来場者への酒のふるまいなどが行われます。 催し物は各山宿により異なります。 |
18:30~21:00 |
ライトアップ 高岡の伝統工芸の粋を集めた御車山の美しい姿をご覧ください。 |
◆5月1日本祭 11:00~18:00頃 ※雨天中止。その場合は、臨時山倉にて御車山の展示を行います。 | |
早朝より各山町で美しく飾り立てられた7基の御車山は修祓(お祓いの神事)を行い、町内を曳廻した後、勢揃いします。山車の巡行は、古式に従い、一定の順路を奉曳されます。 各山車ごとに鈴棒を持った人を先頭に、前後左右を、一文字笠をかぶり麻裃に身を固めた山役員が伴い、飾り山には山町の男の子が裃姿で乗り、雅やかな囃子や車輪のきしむ音をたてながら、ゆっくり巡行されます。1基の御車山には総勢約50名の人が付き従っています。 ★見どころ★ ①曳揃(ひきぞろえ)…坂下町交差点付近で、御車山の順番を整えます。 ②勢揃式(せいぞろいしき)…御車山祭で一番の人気ポイントです。7基の御車山を一斉にご覧いただけます。 ③休憩時間中…御車山を間近でご覧いただけます。 ④山町筋を通る御車山…土蔵造りの町並みを巡行する御車山の姿は、時代絵巻そのものです。 |
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早朝 |
各山宿前で、御車山を組み上げます。 |
11:00~ |
曳揃 各町を出発した御車山が坂下町交差点付近に集まります。慣例により、通町を先頭とし、御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町、一番街通と続き、最後が二番町と決まっています。 |
11:20~ |
御車山出発 町の中心部へと向かって、順番に並んだ御車山が出発します。 御車山の露払いとして、坂下町の源太夫獅子が先導します。 |
12:00~ |
勢揃式 片原町交差点にて、7基の御車山が整列し、高岡市長のあいさつを受けます。 江戸時代、この場所に町奉行の役宅があり、巡行中に町奉行のもとまで、あいさつに行ったなごりといわれています。 |
12:30頃~ |
御車山巡行 古式にのっとり、一定の順路を奉曳します。 |
14:00~15:15 |
休憩 高峰公園~山町筋にかけて、御車山が休憩します。 |
15:15~16:00頃 |
山町筋を通る御車山 |
18:00 |
関野神社前にて曳納め 無事、祭りを終えられたことを感謝します。 |
祭会場へのアクセス
高岡駅から徒歩10分。(北陸新幹線をご利用の方は、新高岡駅から高岡駅まで、路線バス・JR城端線のご利用が便利です。)
交通規制
祭り会場へのお車の乗り入れはできません。
お車でお越しの際は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
祭り会場周辺の交通規制についてはこちら
高岡駅周辺市営駐車場についてはこちら
よくある質問
Q.御車山はどこへ行けば見ることができますか?
A.御車山の巡行順路は毎年同じで、土蔵造りの町並みが美しい山町筋を中心にゆっくりと巡行します。
詳しくは奉曳順路図にてご確認ください。
奉曳順路図は、祭り当日のライトアップ会場(4/30)や勢揃式会場(5/1)、高岡御車山会館で入手できます。
Q.お祭の当日、会場周辺に出店はありますか?
A.はい。毎年、4/30夕方から~5/1夜にかけてたくさんの出店が営業しています。
周辺の飲食店もほぼ通常営業となっておりますので、どうぞご利用ください。
Q.祭り会場周辺にトイレはありますか?
A.高岡御車山会館のトイレをご利用ください。多目的トイレもございます。
Q.路面電車の万葉線を使って高岡駅に行きたいのですが。
A.大変申し訳ありません。5/1の10:00~14:00まで、万葉線は坂下町で折り返し運転となります。
それ以外の時間帯は通常運行です。
各町の特徴 | |
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〈坂下町(さかしたまち)〉 露払いとして、「源太夫獅子(げんだいじし)」が御車山を先導します。 |
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〈通町(とおりまち)〉 鉾留:鳥兜 本座(御神体):布袋和尚 後屏は、孔雀と牡丹の図柄と彫刻した擬堆朱(ぎついしゅ)の逸品で、高岡漆器の代表作といわれています。また、中央の唐子人形がからくりを行うのも見どころです。 |
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〈御馬出町(おんまだしまち)〉 鉾留:やなぐいに弓矢 本座(御神体):佐野源左衛門 綴織(つづれおり)の技法で作られている幔幕には、藍地を基調に三獣(象・唐獅子・虎)と唐子たちが遊ぶ情景を表現しています。幔幕の中では最上品といわれています。 |
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〈守山町(もりやままち)〉 鉾留:五鈷鈴 本座(御神体):恵比寿 高欄は、龍や鳳凰などの金具を飾り、腰板の部分には荒々しい大波に燕が飛び交う情景が見事に表現され、目をみはります。 |
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〈木舟町(きふねまち)〉 鉾留:胡蝶 本座(御神体):大黒天 擬堆黒(ぎついこく)の技法で作られている高欄は、七宝製の擬宝珠と飾り、腰板の部分には山水模様が彫刻されています。高岡漆器の名工・辻丹甫(つじたんぽ)の作といわれています。 |
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〈小馬出町(こんまだしまち)〉 鉾留:太鼓に鶏 本座(御神体):猩々 上幕押の金具は、草花や昆虫、蛙などを題材としたもので、彫金・象嵌・着色などの高度な技で表現されています。彫金着色の技は群を抜いています。 |
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〈一番街通(いちばんまちどおり)〉 鉾留:釣鐘 本座(御神体):尉と姥 長押には、草花を背景にした十二支の金具が取り付けられています。意匠・技術とも優れており、中でも子・寅・申は特に優品と評価されています。 |
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〈二番町(にばんまち)〉 鉾留:桐 本座(御神体):千枚分銅 他の六基が全て四輪であるのに対し、この山車だけが二輪です。車輪の金具は、御車山金具の頂点ともいわれる逸品です。 |
高岡御車山会館について
2015年4月、御車山を通年展示する施設が山町筋にオープンしました。御車山に凝縮された“ものづくりのまち高岡”の工芸技術や、御車山を今日まで守り伝えてきた地域の伝統文化を紹介しています。
2018年春から、5年をかけて制作された「平成の御車山」も完成し、展示に加わりました!
高岡市守山町47-1(山町筋の通り沿いです。) TEL:0766-30-2497
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
休 館 日:火曜日(火曜が祝日のときは翌平日)、年末年始
観 覧 料:高校生以上300円、中学生以下は無料 ※団体割引あり
アクセス:高岡駅から徒歩12分。(北陸新幹線をご利用の方は、新高岡駅から高岡駅まで、路線バス・JR城端線のご利用が便利です。)
★高岡御車山会館耳より情報★
①4/30は午後9時まで、5/1は午後7時まで開館時間を延長!
②5/1は観覧料無料!!
平成25年度からの5か年計画で進められている「平成の御車山」。
これまで高岡で守られてきた伝統と技術を後世へと伝えるために、新しく1基の御車山を制作しています。
平成29年度末の完成に向けて、平成27年度の1年間で制作した部材が、本日3月30日より、高岡御車山会館で展示開始されます。
(3月29日に関係者へとお披露目された時の様子です。)
躍動的な鳳凰と龍の彫刻や、
「平成乃御車山」と文字入れされた旗、
(さおの部分には螺鈿がほどこされています)
そして、車輪は二輪だけだったものが四輪となり、迫力が増しています。
2年後の完成に向けて、着々と歩みを進める平成の御車山。
今後も、完成したものから順に高岡御車山会館で展示していきますので、どうぞお楽しみに!
平成の御車山制作へのみなさまからの寄付も引き続きお待ちしております。
・平成の御車山の制作状況についてはこちら
・平成の御車山制作への寄付についてはこちら
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