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2023年4月30日

令和5年の高岡御車山祭について(5/1予定どおり開催)

カテゴリー :山町筋(やまちょうすじ)御車山祭(みくるまやままつり)高岡御車山会館


高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)
<ユネスコ無形文化遺産、重要有形・無形民俗文化財>

明日5月1日の高岡御車山祭は、高岡御車山保存会の決定により、予定どおり執り行われます。

日時:5月1日(月) 11:00~18:00

   4月30日(日)宵祭・ライトアップ 18:30~21:00 ※宵祭・ライトアップは終了しました

場所:山町およびその周辺

パンフレット

奉曳順路・交通規制図

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高岡御車山会館公式ホームページ

○高岡御車山会館より

4/30は午後9時まで、5/1は午後7時まで開館時間を延長

5/1は観覧料無料

 

【高岡御車山・高岡御車山祭について】

高岡御車山は天正16年(1588年)、豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇の行幸を仰いだ際に使用したものとされ、加賀前田家初代当主前田利家が秀吉より拝領し、二代当主前田利長が慶長14年(1609年)に高岡城を築くに当り町民に与えられたのが始まりと伝えられています。京都祇園の祭礼にならって鉾山に改造され、高岡関野神社の祭礼日に神輿と共に曳廻されてより以来、今日に至るまで高岡の発展とともに継承されてきました。

高岡御車山は、重要有形・無形民俗文化財、両方の指定を受ける国内5件のうちの一つです。
(京都祇園祭・高山祭・日立風流物・秩父祭・高岡御車山祭)

毎年5月1日に行われる高岡御車山祭。早朝より各山町で美しく飾り立てられた7基の御車山は修祓(お祓いの神事)を行い、町内を曳廻した後、勢揃いします。高岡町民の心意気と財力に支えられ、格式を保ち高岡の金工、漆工、染織等の優れた工芸技術の装飾が車輪や高欄、長押等に施された山車が揃う光景は圧巻です。

 

ユネスコ無形文化遺産登録

エチオピア・アディスアベバにて開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、現地時間2016年11月30日(日本時間12月1日)、高岡御車山祭を含む33件の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産への登録が決定されました。

富山県からは「高岡御車山祭の御車山行事」(高岡市)、「魚津のタテモン行事」(魚津市)、「城端神明宮祭の曳山行事」(南砺市)の3件が選ばれています。

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日本では、他にも「歌舞伎」「能楽」「和紙」「和食」などがユネスコ無形文化遺産に登録されています。

 

祭会場へのアクセス

あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩10分。(北陸新幹線をご利用の方は、新高岡駅から高岡駅まで、路線バス・JR城端線のご利用が便利です。)

 

交通規制

祭り会場へのお車の乗り入れはできません。
お車でお越しの際は、周辺の有料駐車場をご利用ください。

祭り会場周辺の交通規制についてはこちら
高岡駅周辺市営駐車場についてはこちら

 

よくある質問

Q.祭り会場周辺にトイレはありますか?

A.高岡御車山会館にトイレがあります。また会場周辺にもトイレがあります。交通規制図のトイレのマークを参照ください。

 

 

Q.路面電車の万葉線を使って高岡駅に行きたいのですが。

A.大変申し訳ありません。5/1の10:00~14:00まで、万葉線は坂下町で折り返し運転となります。
 それ以外の時間帯は通常運行です。

各町の特徴
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〈坂下町(さかしたまち)〉

露払いとして、「源太夫獅子(げんだいじし)」が御車山を先導します。

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〈通町(とおりまち)〉

鉾留:鳥兜

本座(御神体):布袋和尚

後屏は、孔雀と牡丹の図柄と彫刻した擬堆朱(ぎついしゅ)の逸品で、高岡漆器の代表作といわれています。また、中央の唐子人形がからくりを行うのも見どころです。

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〈御馬出町(おんまだしまち)〉

鉾留:やなぐいに弓矢

本座(御神体):佐野源左衛門

綴織(つづれおり)の技法で作られている幔幕には、藍地を基調に三獣(象・唐獅子・虎)と唐子たちが遊ぶ情景を表現しています。幔幕の中では最上品といわれています。

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〈守山町(もりやままち)〉

鉾留:五鈷鈴

本座(御神体):恵比寿

高欄は、龍や鳳凰などの金具を飾り、腰板の部分には荒々しい大波に燕が飛び交う情景が見事に表現され、目をみはります。

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〈木舟町(きふねまち)〉

鉾留:胡蝶

本座(御神体):大黒天

擬堆黒(ぎついこく)の技法で作られている高欄は、七宝製の擬宝珠と飾り、腰板の部分には山水模様が彫刻されています。高岡漆器の名工・辻丹甫(つじたんぽ)の作といわれています。

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〈小馬出町(こんまだしまち)〉

鉾留:太鼓に鶏

本座(御神体):猩々

上幕押の金具は、草花や昆虫、蛙などを題材としたもので、彫金・象嵌・着色などの高度な技で表現されています。彫金着色の技は群を抜いています。

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〈一番街通(いちばんまちどおり)〉

鉾留:釣鐘

本座(御神体):尉と姥

長押には、草花を背景にした十二支の金具が取り付けられています。意匠・技術とも優れており、中でも子・寅・申は特に優品と評価されています。

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〈二番町(にばんまち)〉

鉾留:桐

本座(御神体):千枚分銅

他の六基が全て四輪であるのに対し、この山車だけが二輪です。車輪の金具は、御車山金具の頂点ともいわれる逸品です。

 

高岡御車山会館について

2015年4月、御車山を通年展示する施設が山町筋にオープンしました。御車山に凝縮された“ものづくりのまち高岡”の工芸技術や、御車山を今日まで守り伝えてきた地域の伝統文化を紹介しています。

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2018年春から、5年をかけて制作された「平成の御車山」も完成し、展示に加わりました!

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