トピックス
一年のうちで寒さがいちばん厳しくなる時分。
一週間前に大寒をむかえ、
その字面に“どれだけ寒くなるのだろう”とおびえていたところ
思いがけず晴れ間が広がったり気温が高めだったり…といったことが、高岡市内では重なりました。
月をまたいですぐに立春が待っていることを考えれば、そう不思議なことでも、ないのかもしれません。
ついこのあいだ、あたらしい年をむかえたばかりな気がするのに。
もう次の月がせまってきているんだと思うと、わけもなくソワソワしてしまいます。
この調子で行けば、3月14日の北陸新幹線 東京-金沢・富山間開業までも、きっと、あっという間。
その記念すべき日には沿線各所がお祝いムードに包まれ、
新高岡駅をはじめとした会場で開業当日イベントを開催する高岡にとっても
にぎやかで晴れがましい一日となることでしょう。
開業を目前にひかえた3月1日(日)から、高岡市美術館にて 生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展 がひらかれ
この喜びをさらに大きくしてくれるようです。
藤子先生の生誕80周年を記念して2013年夏に東京タワーで開催された、こちらの企画展。
大迫力の室内型4Dプロジェクションマッピング「SF(すこしふしぎ)シアター」はもとより
「ドラえもん」や「パーマン」といった人気キャラクターたちの原画が見られる「原画の部屋」、
作品世界に入ってなりきり写真が撮れちゃうフォトスポットなど、
おとなから子どもまで楽しめる内容になっています。
会場でしかお目にかかれないオリジナルグッズもあるようなので、こちらも見のがせませんね!
【入場料】
前売り/大学生以上 1,000円、小学生〜高校生 600円
当 日/大学生以上 1,200円、小学生〜高校生 800円、なかよし券(大人2人,小人2人) 3,500円
※ 65歳以上は 960円
そして、今回の企画展のテーマとなっている、「つなぐ、未来へ」というフレーズ。
あたたかくて素敵な言葉だなぁ、と思わず見入ってしまいました。
それと同時に、昨年末、新高岡駅の公園モニュメント周辺に
市内小学校に通う子どもたちのデザインを基にした、照明飾りが取り付けられた…との記事を目にしたときにいだいた、
“彼らが生まれるずっと前に、北陸に新幹線が走る夢を描いたひとがいたのだ” という
◆ 立山連峰を背景に、新幹線の線路が走る(左手下寄り)
何人かの “こんなこといいな” が、
たくさんのひとの力によって、ここまできた。
半世紀もの時を経て、その夢の実現は、もうすぐそこ。
夢が叶ったあとには、未来へのあらたな希望が、きっと、つながってゆくはず。
(tt)