高岡市と射水（いみず）市の間を流れる庄川は鮭や鱒の遡上で有名で、秋になると遡上が始まります。高岡大橋の下流側にヤナが仕掛けられ、鮭の捕獲が行われます。11月いっぱいの土日祝には「庄川鮭まつり」として、鮭のつかみ捕りや鮭鍋などが楽しめます。新聞報道によれば（→こちら）、不漁だった昨年や一昨年に比べ、今年は漁獲量が大幅に回復しているそうで、会場も賑わっています。

 

庄川に仕掛けられたヤナ。左の下流から遡上してきた鮭を真ん中の水路を通じて鉄の籠に誘導します。鉄の籠の中では鮭が飛び跳ねています。

 

鮭の回遊の説明。

 

鉄籠の鮭をすくいあげ、台の中へあけると、鮭は左下の黒いパイプを通って選別場へ流れます。

 

鮭が勢いよく流れてきます。

 

オスは右奥のつかみ捕り用オスのプールへ、メスは真ん中の穴から採卵用のメス用プールへ選別していきます。

 

つかみ捕り用のオスのプールからオス鮭をすくいあげています。

 

鮭を台にあけると、右のパイプを通って、つかみ捕り用のプールへ鮭は流れます。

 

パイプを通って、つかみ捕り用のプールへオス鮭が勢いよく流れこみます。つまり、つかみ捕りの鮭は全部オスです。

 

つかみ捕り用のプール。

 

1,500円で「鮭のつかみ捕り」体験ができます。１尾お持ち帰りで鮭鍋券も1枚ついています。

 

鮭はなかなか敏捷で、ちいさい子どもたちは苦労していました。

 

小さい子にはけっこう重くて、せっかくつかまえても持ちあげる時に逃がしてしまうことも。

 

つかみ捕った鮭は、ちょっとかわいそうですけど、係員がこん棒でたたいて、おとなしくさせます。

 

鮭はビニール袋に入れて渡されます。

 

ほとんどの人は追加で300円を払って、奥のテントでおろしてもらっていました。

 

１尾分の切り身になりました。希望すれば頭も一緒に持ち帰れます。

 

切り身はビニール袋に入れられ、今日のお土産です。

 

つかみ捕りプールの向かいには食事用のテントがあります。

 

奥では鮭鍋をつくっています。

 

鮭鍋一杯たったの100円。

 

テントではイクラなどのお土産も販売しています。

 

鮭1尾の丸焼（チャンチャン焼）も可能です（要予約）。これは丸1尾食べきった跡です。

 

 

（SH）