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2012年12月14日

高志の国文学館(富山市)で「少年時代」の企画展。この映画には高岡市も関係しているんですよ。

カテゴリー :フィルム・コミッション


 今年の7月6日に富山市中心部に開館した高志の国(こしのくに)文学館で開館記念展の第2弾として「富山が育んだ少年時代 小説・漫画・映画が描く疎開少年の長い道」12月8日(土)から始まりました。来年2月25日(月)まで。

 

 芥川賞作家の柏原兵三(かしわばら ひょうぞう)(1933〜72)が自身の少年時代を描いた小説「長い道」を読んで、感銘を受けた漫画家の藤子不二雄(A)氏(1934〜)が漫画「少年時代」を執筆。1990年(平成2年)には山田太一脚本・篠田正浩監督で映画化されました。その「少年時代」の魅力に迫る企画展です。

 

 この映画「少年時代」は、戦時中の1944年(昭和19年)に富山県に縁故疎開した小学5年生の少年が主人公で、実際の映画の撮影も主に富山県東部の入善(にゅうぜん)町や朝日町で行われましたが、高岡市も大きく関係しているんですよ。

 

 もちろん、原作の藤子不二雄(A)氏は氷見市生まれ、高岡市育ちという関係もありますが、主人公の疎開先の伯父さんの家として映画に何度も登場する大きな農家は、高岡市北部にある重要文化財武田家住宅 で撮影されたんです。

 

 つい最近もケーブルTVでたまたま映画「少年時代」を放送していたので、エンドロールを確認したら、「協力」の項目で入善町や朝日町と並んで、ちゃんと高岡市も出てきましたし、「ロケ協力」の項目ではロケ先の小学校(木造校舎)や大井川鉄道(SL)と並んで重要文化財武田家住宅もちゃんと出てきました。

 

 武田家は、甲斐の武田信玄の弟逍遙軒信綱(1525〜1582)の子孫と伝えられており、代々太田村の肝煎り(きもいり)をつとめた豪農であり、約200年前に建設された肝煎り住宅そのままの姿を現在に伝えており、貴重な民家建築として重要文化財に指定されています。常時公開していますので(火曜日休館)、一度訪れてみてはいかがですか。

 

富山県ロケーションオフィスの「ロケ地候補地」での重要文化財武田家住宅の紹介はこちら。写真が12枚載っています。
富山県ロケーションオフィスのスタッフブログでの企画展「少年時代」の紹介はこちら
★当ブログでの高志の国文学館の紹介はこちら

 

大仏君の日記帳(高岡市観光協会のブログ)-重要文化財武田家住宅
重要文化財武田家住宅

(SH)

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