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高岡市観光協会では昨日、高岡市内を中心に在住の外国人を対象に高岡ミニツアーを実施しました。
カテゴリー :外国人観光客
当協会では昨日11月18日(日)に高岡市内を中心に在住の外国人を対象に高岡市の歴史と伝統産業に触れてもらう初めての高岡ミニツアーを実施しました。
このツアーは2年余り先の北陸新幹線開業による外国人観光客の増加を見据え、参加者がツアーの内容をファイスブックやツイッター、ブログなどで広く発信してもらうことに加え、ツアー後のアンケートで募った意見を高岡市内の観光に反映させようと初めて実施したものです。
アメリカ、ブラジル、イギリスなど7カ国の外国語指導助手(ALT)や国際交流員ら20人が参加し、高岡市国際交流協会のボランティアグループ「EGG」のメンバーら5人の通訳で、奈良時代以来の歴史を持つ伏木地区の名所巡りと伝統工芸体験をしていただきました。
伏木地区では国重要文化財の勝興寺や伏木北前船資料館、高岡市万葉歴史館を見学していただき、高岡市オフィスパークの高岡市デザイン・工芸センターではスズの器などに模様を施す彫金や、貝殻を貼って模様を描く螺鈿(らでん)などの高岡伝統の技法を体験していただきました。高岡市伝統工芸産業技術保持者でつくる高岡巧美会の会員から手ほどきを受け、参加者の皆さんはとっても熱心に取り組んでいましたよ。
集合場所のJR高岡駅の瑞龍寺口(南口)でバスに乗り込む参加者の皆さん。
勝興寺ではあいにくの雨。これは勝興寺の七不思議のひとつ「天から降った石」の説明を聞いているところ。
勝興寺の本堂でも説明を聞きます。
伏木北前船資料館で説明を受けているところ。
高岡市万葉歴史館では秋の特別企画展「万葉の切り絵―丸山幸一の手仕事―」をやっていました。
高岡市デザイン・工芸センターではスズの器などに模様を施す彫金を体験中。右では講師をつとめる高岡巧美会の会員がお手本を示している手元をじっと見つめる参加者。
こちらは貝殻を貼って模様を描く螺鈿(らでん)を体験中。皆さん、とにかく熱心でしたよ。
(SH)