高岡観光を2時間半で!「高岡雅美」の体験・和菓子をレンタサイクルで巡ってみた
ものづくり体験をして、老舗の和菓子を味わって、お茶を飲んでひと休み。そんな高岡らしいまちめぐりを楽しめるのが、体験&和菓子クーポン「高岡雅美(たかおかみやび)」です。
今回は「高岡雅美」を使って、高岡駅からレンタサイクルでまちなかを巡ってみました。
10時に高岡駅を出発して、昆布削りを体験。途中で高岡御車山(みくるまやま)会館にも立ち寄り、老舗和菓子店とお茶屋さんを巡って、高岡駅へ戻ってきたのは12時30分頃。
約2時間半で楽しめる、高岡の旅をご紹介します。
目次

出発前にチェック!体験は事前予約を
「高岡雅美」は、チケットを購入しても店舗の状況によっては利用ができない場合があります。出発前にご自身で店舗へ確認の連絡をお願いします。
利用したい体験やお店は、高岡雅美チケットに記載されている店舗から選べます。
まずは「高岡雅美」の公式ページで、利用したい体験や和菓子のお店、営業日、クーポンの使用可能日などをチェック!事前予約が必要な店舗もあるため、忘れずに確認しておきましょう。
今回も、あらかじめ巡る店舗を決め、扇子昆布店の昆布削り体験を予約してから当日を迎えました。
対象店舗や予約方法など、詳しい利用方法はこちらの記事をご確認ください。
10:00 高岡駅からスタート!
旅のスタートはJR高岡駅。改札を出てすぐの高岡駅観光案内所で、「高岡雅美」のチケットを購入します。
「高岡雅美」は2,500円(税込)。「手作り体験」チケット1枚と、「和菓子めぐり体験」チケット2枚がセットになっています。

今回は、
扇子昆布店「昆布削り体験」
大野屋 高岡木舟町本店
木田芳香園
の3店舗を巡ります。
そして、移動にはレンタサイクルを利用することにしました。
レンタサイクルを借りて、高岡のまちへ
レンタサイクルの受付も、高岡駅観光案内所でできます。料金は300円(税込)。手続きを済ませたら、いよいよ自転車のある駐輪場へ。まずは、観光案内所の左手にある通路を進みます。

そのまま通路を歩いて、駐輪場へ。

駐輪場に着いたら、受付で指定された番号の自転車を探します。

自転車を取り出したら、スロープから外へ。

10:20 「扇子昆布店」で昆布削りに挑戦!
最初に向かったのは、旅籠町(はたごまち)にある「扇子(おおぎ)昆布店」。
ここでは、他ではなかなか経験できない「昆布削り」に挑戦してみました。まずは店主から削り方を教えてもらいます。

職人さんの手にかかると、昆布がシュッ、シュッとテンポよく薄く削られていきます。みるみるうちに、ふわふわのおぼろ昆布ができあがる様子は、まさに職人技!

富山に昆布文化が根付いた背景には、日本海を行き来した北前船があります。北海道から運ばれた昆布が富山にもたらされ、昆布締めやとろろ昆布など、今もさまざまな形で食卓に親しまれています。
そんな背景を知ってから昆布を削ってみると、普段何気なく食べている昆布も、少し違って見えてきます。
「これならできそう?」
……と思いきや、実際にやってみるとなかなか難しい!

昆布を当てる角度や力加減によって、削れ方が変わります。

普段何気なく食べているおぼろ昆布ですが、自分の手で削ってみることで、薄く美しく削る職人さんの技のすごさを実感します。

体験後は、削ったおぼろ昆布をいただきました。

こちらはお土産にいただいたおぼろ昆布。

今回の体験中に削ったふわふわのおぼろ昆布を、事前に用意しておいたおにぎりにのせていただきました。

削りたてならではの柔らかな口当たりと昆布の風味。
自分で削った昆布をこうして楽しんでみるのも、体験のちょっとした思い出になりました。
- 扇子昆布店
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扇子昆布店
〒933-0936 高岡市旅籠町51
TEL:0766-23-0808
営業時間:9:00~19:00
定休日:お盆・年末年始
昆布削り体験
所要時間:約30分(5名以上の場合は30分以上要
体験人数:2~4名(5名以上応相談)
体験可能時間:10:00~17:00
※要事前確認

11:00 ちょっと寄り道「高岡御車山会館」へ
昆布削り体験を終え、再び自転車で高岡のまちをめぐります。
次のお店へ向かう途中で、少し寄り道してみることにしました。向かったのは「高岡御車山会館」。
※高岡雅美の対象施設ではないため、別途入館料が必要です。

せっかく高岡まで来たなら、お菓子や体験だけでなく、高岡の歴史や文化にも触れておきたいところ。


館内では、高岡御車山祭で曳(ひ)き回される御車山を間近に見ることができます。
御車山は全部で7基あり、取材時に展示されていたのは、小馬出町(こんまだしまち)です。
時期によって展示される御車山が入れ替わるため、訪れる時期によって異なる御車山を楽しめるのも魅力です。

大きな御車山を目の前にすると、まずその華やかさと大きさに圧倒されます。近くで見ると、金工や漆工など、高岡で受け継がれてきたものづくりの技が細部にまで施されていることが分かります。

御車山の曳き方が羽織る半纏を着て、記念撮影ができるコーナーもあります。

お土産コーナーやカフェもあるので、見学の前後にゆっくり楽しめます。

今回は短時間の立ち寄りでしたが、実物を間近に見るだけでも、高岡という町の歴史や文化を知るきっかけになります。
高岡雅美で決めたお店だけをまっすぐ巡るのではなく、途中にある観光スポットへ寄り道してみる。そんな自由な楽しみ方ができるのも、自転車で町を巡る面白さです。
- 高岡御車山会館
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高岡御車山会館
〒933-0928 高岡市守山町47-1
TEL:0766-30-2497
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始

11:40 老舗和菓子店「大野屋 高岡木舟町本店」へ
御車山会館を後にして、山町筋を自転車で進みます。続いてやってきたのは、「大野屋 高岡木舟町本店」。

天保9年創業の老舗和菓子店です。店内には昔ながらの和菓子のほか、菓子木型から生まれた「高岡ラムネ」など、高岡らしいお菓子も並びます。
「和菓子めぐり体験」チケットの1枚目を使って、今回いただいたのは「山町筋(やまちょうすじ)」。
高岡御車山を所有することから「山町」と呼ばれる町々のうち、旧北陸道に面した町筋が「山町筋」と呼ばれています。御車山祭の歴史とともに受け継がれ、土蔵造りの町家など歴史ある町並みが残るエリアです。銘菓「山町筋」は、黒の粒餡を御車山の車輪、中央の白い粒餡を車軸に見立てたきんつばです。

御車山の車輪を思わせる印が入ったパッケージが印象的。先ほどまで本物の御車山を見ていたところなので、さっき見た景色とここでの体験が少しつながったように感じます。

外側の黒餡の甘味と、中央のやわらかな白餡が合わさり、しっかり甘さを感じつつ、後味は意外なほど軽やか。香ばしい生地の風味もアクセントになっています。

店内には、今回いただいた「山町筋」のほかにも、大野屋を代表する銘菓「とこなつ」などが並びます。「とこなつ」は、『万葉集』の代表的歌人・大伴家持が立山を詠んだ歌にちなんで生まれたお菓子。高岡と万葉のつながりを感じられる銘菓です。
大野屋を後にして、再び自転車で出発。土蔵造りの家々を眺めながら、次の目的地へ向かいます。

- とこなつ本舗 大野屋
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大野屋 高岡木舟町本店
〒933-0929 高岡市木舟町12
TEL:0766-25-0215
営業時間:8:30~19:00
定休日:水曜

11:50 最後は「木田芳香園」でひと休み
最後に向かったのは、高岡大仏のすぐそばにある「木田芳香園」。ここでは、高岡大仏を眺めながら、煎茶とお菓子をいただきました。
ここで「和菓子めぐり体験」チケットの2枚目を使います。

煎茶は、一杯ずつ丁寧に淹れていただきます。一口大のお茶請けは黒棒と言うお菓子で、思いのほかやわらかな食感。口に入れると黒糖のコクのある甘さが広がり、ほろほろとした食感で黒糖の甘さに、しょうがの風味が加わった、クセになる味わいです。

窓の外には高岡大仏が。

昆布を削り、御車山を見て、老舗の和菓子を味わい、最後は大仏のそばでお茶を飲む。
午前中だけでも、高岡の歴史や文化をさまざまな角度から楽しむことができました。

木田芳香園
〒933-0032 高岡市定塚町1200
TEL:0766-24-0120
営業時間:9:00~18:00(日・祝日は~17:00)
定休日:水曜
※店内の混雑状況により、すぐに提供できない場合があります。

12:30 高岡駅へ。約2時間半のまちめぐり終了!
木田芳香園を出たら、再び自転車で高岡駅へ。
駐輪場へ自転車を戻し、最後にレンタサイクルの鍵を高岡駅観光案内所へ返却します。


10時に高岡駅を出発して、戻ってきたのは12時30分頃。
今回のコースは約2時間半でした。
10:00 高岡駅
↓
10:20 扇子昆布店
昆布削り体験
↓
11:00 高岡御車山会館
高岡の歴史とものづくり文化に触れる
↓
11:40 大野屋 高岡木舟町本店
和菓子「山町筋」を受け取る
↓
11:50 木田芳香園
高岡大仏を眺めながらお茶
↓
12:30 高岡駅
選ぶ体験やお店、途中で立ち寄る場所によって、自分なりのコースを組み立てられるのも「高岡雅美」の楽しみ方のひとつです。
「高岡雅美」をきっかけに、高岡のまちを巡ってみよう
今回、「高岡雅美」で選んだのは3つのお店。実際に出かけてみると、気になる場所に立ち寄ったり、高岡の歴史や文化に触れたりと、思っていた以上にいろいろな楽しみ方ができました。
昆布削りをきっかけに富山の昆布文化を知り、御車山会館では高岡のものづくりに触れる。そのあとには、御車山の車輪をモチーフにした和菓子に出会いました。
最後は、高岡大仏を眺めながらお茶を飲んでひと休み。
「高岡雅美」をきっかけに、行きたいお店だけでなく、その途中にある景色や文化にも目を向けることができました。
自分なりの高岡の楽しみ方を見つけてみてください。
(取材・地域おこし協力隊 冨田実布、喜多村牧永)
























