昨日の当ブログで、富山県観光課発行のディープな富山情報誌「ロカルちゃ!」の最新号Vol.8「教科書編」がジャポニカ学習帳に似せて作られていることと、ジャポニカ学習帳を発行しているショウワノート（株）は高岡の会社であることをお知らせしました。（→こちら）

　富山県とショウワノートとのタイアップは実はこれだけでなく、修学旅行などを誘致する際の観光PR用の営業ツールとして、なんと「とやまニカ学習帳」まで作ってしまったんですよ。教育現場でのジャポニカ学習帳の認知度が高い点に注目した富山県がショウワノートにタイアップを打診して実現したんだそうです。大手旅行会社の修学旅行を担当する旅行会社らに配って富山を印象付け、修学旅行先に選んでもらうことをねらうのです。

　当ブログの筆者は9月・10月に東京・名古屋・大阪・福岡の大手旅行会社に高岡市や富山県西部の宣伝に行ってきたのですが、同行の県庁職員はさっそくこの「とやまニカ学習帳」を旅行会社社員にお渡しして注目を浴びていました。（と同時に筆者はショウワノートは高岡の会社であることをアピールして高岡をPR！）

　「とやまニカ学習帳」では「ジャポ」を「とやま」に変えただけでなく、表紙の「富山県庁」という表示を「富山県帳」とするなどダジャレも駆使しています。表と裏の表紙は、高岡市の国宝瑞龍寺（ずいりゅうじ）としたもの（上の写真）や高岡大仏、上市町出身の細田守監督の最近のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のイラストをあしらったもの（下の写真）など、数種類の図柄で計約1万部を作成しました。残念ながら非売品です。

【 追加情報 】

★11月9日にショウワノート（株）の高岡市の本社工場の様子をブログにアップしました（→こちら）。ドラえもんがいるよ。

（SH）