高岡万葉まつり
わが国最古の歌集「万葉集」の代表的歌人である大伴家持が、奈良時代に国守として在任していたことから、高岡市は「万葉のふるさとづくり」に取り組んでいます。その代表的な行事が「高岡万葉まつり」です。長い歴史の中で、受け継がれ、培われてきた文化・芸能を結集し、市内はもとより県内外から多くの方々にご参加いただいているイベントです。メーンイベントである「万葉集全20巻朗唱の会」をはじめ、芸能発表や万葉茶会など多彩な万葉関連イベントが繰り広げられます。 これらのイベントを通して地域文化の高揚を図るとともに、全国各地へ「万葉のふるさと高岡」をPRしています。
●(令和5年度)第43回高岡万葉まつり「第34回万葉集全20巻朗唱の会」●
開催日:10月6日(金)、7日(土)、8日(日)
開催場所:高岡古城公園
▼皆さんの朗唱を募集します
日中は会場(古城公園水上舞台)での朗唱、夜間は応募いただいた朗唱動画を高岡ケーブルネットワーク9チャンネルと高岡万葉まつりYouTubeチャンネルで放映し、万葉集全4516首をリレー方式で歌いつなぎます。
会場朗唱受付期間:7月3日(月)~ ※先着順
<プログラム掲載を希望される方は8月31日(木)まで>
動画朗唱受付期間:7月3日(月)~8月18日(金)※先着順
<動画提出締切日:8月18日(金)>
朗唱者募集のご案内はこちらをご覧ください。
▼令和2~4年度の朗唱動画を視聴できます。
※巻1以降のすべての朗唱動画を公開中
▼新元号「令和」出典は万葉集より!
「令和」の典拠は万葉集巻5「梅花の歌」32首の序文「初春の令月にして、気淑く風和ぐ」とされています。 詳しくはこちら >
▼「万葉集全20巻朗唱の会」の様子
- 日 時
- 放映日時 10月6日(金)、7日(土)、8日(日) 【高岡ケーブルネットワーク9チャンネル】 10月6日(金)~【高岡万葉まつりYouTubeチャンネル】
- 場 所
高岡古城公園水上舞台(日中)
※夜間は動画放映のみ、高岡古城公園水上舞台での朗唱は行いません。
受賞歴 | ●平成3年7月 ●平成9年4月 ●平成9年7月 ●平成21年11月 |
第7回日本イベント大賞「最優秀企画賞」(主催:株式会社インタークロス) 第1回ふるさとイベント大賞「大賞」(主催:財団法人地域活性化センター) 富山県イメージアップ賞(主催:富山県) 平成21年度富山県功労表彰(主催:富山県) |
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かつて、高岡市の伏木の地には、奈良時代に越中国(現在の富山県)の国府が置かれていました。この国府に、わが国最古の歌集「万葉集」の代表的歌人である大伴家持が、5年の間国守として在任していました。この美しい自然の中で、家持は数多くの秀歌を詠み、万葉集に残しています。
万葉の歌は多くの人々に愛され、高岡の万葉ゆかりの地には、大伴家持像・万葉歌碑や、全国初の万葉集をテーマに据えた専門施設「高岡市万葉歴史館」 が建てられています。
高岡市では、万葉の歌に詠まれた詩情豊かな自然を守りながら、「万葉」をテーマとした多くのイベントを繰り広げ、また、「万葉」に関心の深い全国の人々との交流を深めるなど、「万葉のふるさとづくり」を推進しています。
万葉集全20巻4,516首のうち、作者の判明している歌ベスト5
- 1 - 大伴家持(473首)※うち越中の地で詠まれたもの・・・223首
- 2 - 柿本人麻呂(91首)
- 3 - 大伴坂上郎女(84首)
- 4 - 山上憶良(76首)
- 5 - 大伴旅人(71首)