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高岡市美術館の平成24年度(2012年度)の企画展のスケジュールが発表されました。(→くわしくはこちら) 昨日のブログでは、日本を代表するアニメ背景画家・美術監督である山本二三(にぞう)氏の展覧会をご紹介しましたが、9/22〜10/28には森村泰昌氏の「森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史」が開催されます。
この森村泰昌氏、セルフポートレイト(自画像)の手法で、ある時は《モナ・リザ》になったり(→こちら)、ある時は女優のマリリン・モンローになったり(→こちらの一番下)、またある時は作家の三島由紀夫になったりと(→こちらの一番下)、世界の名画や有名人を表現する作家として知られています。
思わず、「いったいどこが芸術やねん?」と突っ込みたくなりますね。たまたま6日前の日本経済新聞にも、「森村泰昌が演じる往年の名女優はどこがアートなのか」という記事が載っていましたよ。(→こちら)
「モリエンナーレ」という言葉も、2年に1回開催する美術展を「ビエンナーレ」、3年に1回開催する美術展を「トリエンナーレ」と呼ぶ慣例に、自分の名前をかけたパロディですよね。きっと。
この「森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史」は、2010年7月17日〜9月5日に香川県の高松市美術館で開催され(→こちら)、2011年4月16日〜6月12日に広島県のふくやま美術館で開催されており(→こちら)、本年は4月7日〜6月10日に静岡市美術館で開催(→こちら)された後に、高岡市美術館に来るようです。読売新聞の記事(→こちら)などを読むと、今回の展覧会はそのセルフポートレイト(自画像)の手法を確立する以前の作品の紹介のようですね。どのような作品に出合えるか楽しみです。
(SH)
高岡市美術館の平成24年度(2012年度)の企画展のスケジュールが発表されました。(→くわしくはこちら) 「華ひらく近代日本画 -大観、春草から現代まで-」(6/16〜7/22)のようにきわめて正統的な美術展や、「この作品のいったいどこが芸術やねん?」という話題の作品を次々と発表している森村泰昌氏の「森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史」(9/22〜10/28)のような美術展が予定されている中で、なんといっても注目は、日本を代表するアニメ背景画家・美術監督である山本二三(にぞう)氏の作品の展覧会「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展〜天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女〜」ですね! 7月28日(土)〜9月9日(日)の開催です。
この山本二三展、実は昨年の7/16〜9/25に神戸市立博物館で開催され、公式ブログによれば、「休日には入場制限がされることが多」かったそうで、「特にラスト3日間は3連休ということもあって、関係者いわく『”空前の入り”だった』とか」。その美術展の地方巡回展の一環です。
神戸市立博物館の記録はこちら。
神戸市立博物館で開催時の公式ブログはこちら。
今年の地方巡回展は、たとえば1/7(土)〜1/31(火)にイオンモール盛岡で開催(すでに終了)。岩手日報の記事はこちら。高知県立美術館では4/14(土)〜6/3(日)に開催します。くわしくはこちら。
今年2/24(金)〜3/4(日)の10日間ながら大ヒットした松原秀典氏の原画展同様の大ヒットの再現になるのでしょうか。楽しみですね。
(SH)