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2015年6月18日
【御印祭】
カテゴリー :イベントブログ金屋町(かなやまち)
雨がふるという天気予報をぼんやり耳にしていても
でかける時に青空が広がっていると、つい、傘を持たずにでてしまう。
こんなことが重なると“ああ、今年も梅雨がやってくるんだな”と感じます。
そんな気配を肌で感じる6月の晩。
ここ高岡では、しっとりとした風情にみちた情景を、目にすることができます。
毎年6月19日と20日の2日間、高岡の金屋町で行われる【御印祭(ごいんさい)】。
まちの開祖・前田利長公の遺徳を偲び、感謝し、
弥栄節(やがえふ)という鋳物師の作業唄に振付けた踊りで人々がまちを流す。
石畳や千本格子の家並みにほどこされた灯りなどが、さらに情緒をかきたててくれます。
※ 詳しい日程はコチラ ⇒ ねっとこ金屋
この鋳物師町の祭りに訪れ、夜のまちの表情をのぞいたあとは
日を改めて、あかるい時間にまちを散歩してみるのも、ちがった味わいがあるものです。
歴史を刻んだまちなみを写真におさめたり、
ふらりと立ち寄った工房やお店で鋳物体験をしてみたり。
ここだけゆっくりと時が流れているような、そんな穏やかで満ち足りた時間を、きっと、過ごせるはず。
【金属工芸工房 かんか】⇒ 過去記事
【大寺幸八郎商店】⇒ 過去記事
【鋳物工房利三郎】⇒ 過去記事
そして、きれいに敷きなおされた石畳の上をのんびり歩いていく道すがら、
ふと足元に目を向ければ、こんなものたちを見つけて
ちょっぴり幸せな気持ちになることだって、あるかも、しれません。
(tt)