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2014年9月19日
【金屋町楽市inさまのこ】
カテゴリー :イベント金屋町(かなやまち)
今朝の高岡は澄みわたった青空が広がり、「これぞ秋晴れ!」と
ほめそやしたくなるほど、気持ちのよいものでした。
次第に温度をなくしていく風にも、しみじみと季節のうつろいを感じますね。
草木がうごかされている様子は見えないけれど、たしかに秋の気配を感じる。
そんな慎ましやかな風を、昔の人は“色なき風”と名づけたようです。
だんだんと透き通っていくようなイメージは
少しの寂寥感とともに儚さを感じさせる、この季節にぴったり。
そして、9月は年度の折り返し地点ということもあり、せわしなく過ごしている方も多いのでは、と思われます。
忙しさにとりまぎれてゆとりが感じられない人にも、
心を刺激するなにかに出合いたい人にも。
ぜひ訪れてもらいたいイベントをご紹介します。
◆昨年の様子・屋外
◆昨年の様子・屋内
【金屋町楽市inさまのこ】は、
重要伝統的建造物群保存地区である金屋町を舞台とした “町並み美術館”。
千本格子(さまのこ)が印象的な建物、
情緒あふれる石畳通り、
そして生活の場として生きた空気をはらんだ各家。
それらと工芸品が織りなす空間に流れるのは、心ほどける上質な時間。
ワークショップや茶会など、参加して楽しめるプログラムがあるのも嬉しいですね。
訪れればきっと、日常のさまざまを忘れ
秋の風のように透き通った感覚を味わえるはず。
(tt)