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石川県の小松市では高岡より一足早く今年5月に曳山会館が完成しています。
カテゴリー :観光施設(富山県外)
以前の当ブログで、石川県の小松市では高岡より一足早く曳山会館を建設中ということをお知らせしましたが(→こちら)、たまたま小松市に行く機会があったので、毎年5月の「お旅まつり」で「小松曳山子供歌舞伎」が披露されることで有名な小松市の、今年5月1日にオープンした「こまつ曳山交流館みよっさ」を見てきました。
館の愛称である「みよっさ」とは、「〜してみようよ」と呼び掛けの時に使う小松の方言であり、また、展示されている曳山や伝統芸能の発表を「見る」という2つの意味を込めています。「行ってみよう」、「伝統芸能に触れてみよう」、「体験してみよう」など、訪れる人がさまざまな楽しみ方や意味を見つけられる施設を目指しているとのことです。
入館料は無料。10時〜17時の開館で、4〜11月は無休。12〜3月は毎週水曜日が休館です。JR小松駅西口から徒歩5分という便利な場所です。専用駐車場はありません。
なお、高岡市でも毎年5月1日開催の御車山祭(みくるまやままつり)の山車(やま)を常設展示する高岡御車山会館の建設中で、北陸新幹線富山県開業に合わせて、2015年(平成27年)春のオープンを目指しています。
ちなみに、富山県内の曳山会館・展示館と称しているのは、砺波市(となみし)出町(でまち)子供歌舞伎曳山会館(砺波市)、城端(じょうはな)曳山会館(南砺市)、越中八尾(やつお)観光会館[曳山展示館](富山市)の3箇所で、射水市では川の駅新湊(しんみなと)で曳山を展示しており、氷見市でも今年4月に「御座町(ござまち)曳山館」がオープンしています。
八日市町の曳山。2基のうち、こちらの1基はターンテーブルによって回転しています。
十八番(おはこ)舞台。48畳もの広さのある舞台では、和の伝統芸能のお稽古や発表の場として利用できます。この日は缶バッジ作り(左)と和楽器体験(右)の会場となっていました。
2階のライブラリーコーナー。
(SH)