トピックス
2013年11月18日
有磯海(女岩)が「おくのほそ道の風景地」として国名勝に指定されました!
カテゴリー :雨晴海岸
文化庁では、このたび『おくのほそ道』に関係する優れた風致景観を保護するため、『おくのほそ道』に登場する名所・旧跡のなかから10県13箇所を名勝として文化財指定することになりました。
本市においては「有磯海(女岩)」が、11月15日(金)に開催された国の文化審議会において、指定の答申を受けました。詳しくはこちら
雨晴海岸は、女岩をはじめとする奇岩と白砂青松が続き、海越しに3,000メートル級の立山連峰を望むことができる景勝地です。
越中国守として高岡市伏木に赴任していた万葉の歌人大伴家持はその美しさを絶賛し、万葉集に多くの歌を詠みました。松尾芭蕉が句に取り込んだ「有磯海」の歌枕は、家持が「荒磯」という言葉で越中の歌に詠んだことが始まりとされています。
これから寒くなるにつれ、発生率が高くなる「けあらし」という海面上に立つ霧と、雪に覆われた立山連峰のコラボレーションは絶景です。ぜひ一度、この美しい景色を見に雨晴海岸にお越しください!