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2012年6月14日
東京の有楽町にある「いきいき富山館」で「万葉の里 高岡展」を開催中です。
カテゴリー :万葉集
東京のJR有楽町駅の駅前にある東京交通会館ビルの地下1階にいきいき富山館という施設があります。富山県の物産を販売する物産館と、富山県の観光情報を提供する情報館に分かれていますが、その情報館で6月12日(火)〜7月1日(日)に「万葉の里 高岡展〜大伴家持がみた 越の国〜」を開催しています。
大伴家持や越中万葉を紹介するパネル、万葉衣装、高岡銅器の風鈴、高岡漆器などを展示していますが、なんといっても目玉は実物大の越中国庁址碑のレプリカ。高さ2.7m。デカイ。(→その由緒や高岡市の伏木の勝興寺にある現物の写真はこちら)
6月17日(日)14:00〜15:00には高岡市万葉歴史館の統括研究員の新谷秀夫氏にようる特別セミナー「高岡の万葉と和菓子」も開催されます。(→くわしくはこちら)。お近くにお越しの方はぜひお立ち寄りください。
安之比奇能 夜麻能許奴礼能
保与等理天 可射之都良久波
知等世保久等曽
あしひきの 山の木末(こぬれ)の
寄生(ほよ)取りて かざしつらくは
千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ
(巻18・4136)
現代語訳:(あしひきの)山の木々の梢の
宿り木を取って髪に挿しているのは、
千年の長寿を願う気持ちからだ。
(SH)