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自動車の運転免許を取ったはいいけれど
何年も自分で運転することなくきてしまった私は
車内が音で満ちるのが苦手でした。
運転に集中しなければいけないのに、音に意識が向いてしまうからです。
ペーパードライバーであったこと以前に資質の問題なのでは・・・と言われてしまいそうですが
心底共感してくださる方も、広い世の中には、きっといるはず。
今では、音楽でも会話でも、ほどほどに意識を配分できるようになり
“経験は人を成長させてくれるものなんだな〜”と、感慨深く思うことも。
運転中に限らず、音楽は気持ちや生活そのものも豊かにしてくれる、素晴らしいパートナー。
まったく同じ演奏はひとつとしてなく、その儚さゆえに
小説家・三島由紀夫による「金閣寺」では “生命に似ている” と表現されていました。
その日その時、その場所で奏でられる音楽は
そこにいる人たちだけが耳にすることができるもの。
今週末に行われる【Little Wing コンサート】+【SONGS Little Wing LIVE】は、
総勢20名のビックバンドやジャズコーラス、ギターの弾き語りまで
さまざまな“音”を楽しむことができます。
“今、ここだけ”の、生の演奏に浸る心地よさ。
たくさんの方に、味わっていただきたいものです。
(tt)
週末あたりからの高岡はすっかり寒くなってきて、
温かい飲み物やコートが恋しい時期になりました。
寒さに負けて室内で過ごしがちになってしまう・・・という方も、きっといるはず。
でも、世の中では日々いろんな出来事が起こっていて
毎日が新しい発見に満ちています。
そう思って周りを見渡せば、私たちを外へいざなってくれる素敵なイベントが身近なところにも。
高岡駅前のランドマークであるウイング・ウイング高岡では
10月9日(木)に【街角クラシック in Little Wing】が開催されます。
“世界で一番難しい木管楽器”と言われ、女性の美しい声に最も近い音色とも言われるオーボエ。
オーケストラのチューニングで最初の標準音を出す楽器としても、皆さん馴染みがあると思います。
そして、
その形が薪を束ねたようであることから名が付けられたファゴット(英語圏ではバスーン)。
低く響く低音から悲鳴にも似た高音まで幅広い表現が可能な音色は、
ベートーヴェンをして「天からの声」と言わしめた・・・とされています。
この2つの楽器の共演に浸りながら
これからの季節をどう過ごそうかと思いを巡らせるのも、いいかもしれません。
(tt)
立秋から3週間あまり経ち
朝夕に涼味を覚える日が増えてきました。
日が短くなってしまうのは少し残念ですが、
そのぶん長くなる夜をどう過ごそうか、と思いを巡らせるのも
また楽しいもの。
一説には
夜がだんだんと長くなることから「夜長月」を略したとされる
長月の晩に向けて、夜のイベントを2つご紹介。
【SONGS Little Wing LIVE ♯07】
【街角クラシック in Little Wing】
街角クラシックで歌われる曲は
童謡「とんぼのめがね」の作曲者・平井康三郎氏によるもの。
高岡第一高等学校の校歌も、彼が手掛けたようです。
些細なことですが
「高岡とゆかりある人の曲なんだ」と心にとめて聴くと、
より胸に沁みる気がしますね。
(tt)