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むかしの人たちは現代に生きる私たちよりずっと切実に
“叶うことなら、この日のこの瞬間をとどめておきたい”と願うことがあったのでは・・・
そう思うことがあります。
大切に残しておきたい場面を切りとれるツール=カメラを持つ私たちは、
そのぶん少しだけ、それがなかった頃に生きた人たちよりも幸せなのかもしれません。
さらに幸運なことに、
日本には優れたカメラメーカーがいくつもあり
皆さんご存知のニコンも、そのひとつ。
そのニコンのカメラやレンズ愛用者の相互親善と国際的交歓を目的として設立された
「ニッコールクラブ」では、毎年フォトコンテストを行っており、
海外からも注目を集めています。
◆ 長岡賞・第1部ニッコール大賞「釜で生きる」 / 石津 武史
ミュゼふくおかカメラ館では、11月15日(土)から来年の1月12日(月・祝)まで
【第61回 ニッコールフォトコンテスト写真展】を開催。
応募総数47,832点もの中から選ばれた入賞作品約250点を展示し、
モノクロームやカラーなどで部門分けされた作品たちを幅広く鑑賞できるようになっています。
全国レベルの優れた作品を間近に見ることができるのも、この写真展の醍醐味。
◆ 昨年の展示風景
期間中、12月13日(土)にはカメラ館館長の金山氏をむかえ、
【カメラ大好き!写真談義】と題した
写真の楽しさやカメラの魅力を語り合える場も、設けられているようです。
カメラを愛するあなたも、これから始めようかと考えているあなたも。
感度の高い作品にふれてモチベーションを高めてみては。
(tt)
昨夜は“皆既月食が起こる!”ということで
空を見上げて過ごされた方も多かったことと思います。
県内でもブラッドムーンと呼ばれる赤銅色の月が観測されていました。
11日からの3連休後半は天気がくずれそうな気配なので
見られる日に起こってくれてありがとう、といったところ。
連休が明けて14日は、日本初の鉄道開業を記念した「鉄道の日」。
この日にちなみ、11日(土)には【万葉線・電車まつり】が開催されます〜。
会場は「ドラえもんトラム」が有名な万葉線の本社。
電車と一緒に写真撮影ができたり
「ミニドラえもんトラム」に乗れちゃったり。
もちろん会場までは万葉線を利用!
大人も子どもも、電車好きにはたまらない一日となりそうですね。
(tt)
週末あたりからの高岡はすっかり寒くなってきて、
温かい飲み物やコートが恋しい時期になりました。
寒さに負けて室内で過ごしがちになってしまう・・・という方も、きっといるはず。
でも、世の中では日々いろんな出来事が起こっていて
毎日が新しい発見に満ちています。
そう思って周りを見渡せば、私たちを外へいざなってくれる素敵なイベントが身近なところにも。
高岡駅前のランドマークであるウイング・ウイング高岡では
10月9日(木)に【街角クラシック in Little Wing】が開催されます。
“世界で一番難しい木管楽器”と言われ、女性の美しい声に最も近い音色とも言われるオーボエ。
オーケストラのチューニングで最初の標準音を出す楽器としても、皆さん馴染みがあると思います。
そして、
その形が薪を束ねたようであることから名が付けられたファゴット(英語圏ではバスーン)。
低く響く低音から悲鳴にも似た高音まで幅広い表現が可能な音色は、
ベートーヴェンをして「天からの声」と言わしめた・・・とされています。
この2つの楽器の共演に浸りながら
これからの季節をどう過ごそうかと思いを巡らせるのも、いいかもしれません。
(tt)