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先週から今週のはじめにかけての高岡は、梅雨のこの時期らしく
肌寒い雨の日があったかと思えば、じわじわ気温と湿度が高くなる日もあって
一度は仕舞ったあたたかい布団を出してきてみたり、
真夏をむかえたかのような恰好をしてみたり。
なんだか季節に翻弄されているような、そんな心地のする日々でした。
そして梅雨が明ければ、いよいよ夏本番。
暑さで溶けそうなときには“ほんのすこしの間だけ、南極かどこかに行けたらなぁ”などと
叶わぬ空想をしてしまうことも、毎年いちどはあるのですが、
エネルギーにあふれ、わくわくすることがたくさんつまっている…
やっぱり夏は、どこかそういった楽しいイメージと、つながっているものです。
この季節になると思い浮かべるものの一つ、海。
高岡市の松太枝浜海水浴場では、今月5日(日)に【海開き】がおこなわれ、
夏の訪れを、わたしたちに感じさせてくれます。
◆ 海開きの日の朝(松太枝浜,2014年) ◆ 海開きに参加のこどもたち。いきもの探し中
◆ 生き物探しのこどもたちと一緒にみつけた貝殻
その【海開き】の会場ちかくにはJR雨晴駅があって
そこから歩いて5分ほどで出られる海岸沿いを散歩するのも、個人的にはおすすめ。
雨晴海岸は海越しに望む立山連峰と女岩・義経岩とが織りなす雄大な風景が印象的ですが
くっきりとそれが見られない日でも、海をながめながら歩くだけで、
どこかべつの世界へきたような、非日常的な感覚をあじわうことができるのです。
◆ 雨晴駅から海岸へ ◆ベンチでひとやすみ
◆ 目の前にひろがる青い世界
みずのなかにはいって泳ぐだけでなく
貝殻やちいさな生き物を探したり、波の音に耳を傾けながら浜辺を歩いたり。
海のそばではいろんな過ごしかたが受け入れられ、
その時々の心の在りようまでも包みこんでくれるような。
そんな穏やかな気持ちにさせてくれる海に、わたしたちは惹かれずにはいられないのかもしれません。
(tt)