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2014年11月4日
氣多神社
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毎年11月23日は、五穀の豊穣を神さまに感謝する「新嘗祭」の日。
この日には全国の神社で祭祀がおこなわれるのだとか。
現在は「勤労感謝の日」として国民の祝日になっていますが、
“勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう”という趣旨は
どちらにも通じるものではないでしょうか。
そして、目には見えぬ神さまを祀っている神社は
規模の大小にかかわらず、なにか特別な感じがして人を引きつけるもの。
以前訪れた越中國一宮・氣多神社も、そんな佇まいで私たちを迎えてくれました。
◆ 階段をのぼり石燈籠に誘われながらすすむと見えてくる拝殿
◆ 境内にならんだ石燈籠が良い風情
本殿が国指定の重要文化財であるこちらの神社、
風格がありながらも優しげな雰囲気に満ちているのがなんとも魅力的。
境内には大伴家持卿を顕彰した大伴神社なるものも、あるのです。
◆ 大伴神社
大伴神社前には狛犬が2対鎮座していて、
アングルによっては奥の狛犬が“食べられちゃう一歩手前”にも・・・
◆『食べないで〜』
氣多神社は
市指定の無形民俗文化財に指定されている「にらみ獅子」が名を馳せており
その時期に足を運ばれる方も多いかと思います。
もちろん「にらみ獅子」は見に行く価値のあるものですが
たくさんの人が訪れるときを避け、心やすらぐ静寂をもとめるのも、たまには良いかもしれません。
(tt)