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2014年10月16日

おとぎの森公園のバラ

カテゴリー :高岡おとぎの森公園


古今和歌集に

“梅が香を 袖にうつして とどめてば

     春は過ぐとも 形見ならまし” (よみ人知らず)

という歌があります。

 

香りと記憶は密接な関係にある・・・ということは広く知られていますが、

“花の香りにまつわる記憶”と聞くと

なんだか美しい物語が詰まっているような、そんな気がしてしまいます。

上記の歌に詠まれている梅をはじめ、

いろんな花たちが、見た目の美しさだけでなく香りでも人々を惹きつけてきました。

 

“花の女王”の中でもひときわ存在感を放つバラも、言うにおよばず。

特に、秋のバラは色が濃く鮮やかで香りも豊か。

この季節に一度は愛でておきたい花でもあるのです。

 

そして、「高岡おとぎの森公園」では

春・夏に続き今月も、バラの花が見ごろを迎えます。

先日訪れた際には、

万葉の里・高岡にふさわしい「万葉」という名のバラや

DSC01310

 

可憐でやさしげな風情が目を引く「プリンセス・アイコ」などが

あたりの景色にいろどりを添えていました。

DSC01314

 

 

家族や友だちと一緒でも、ひとりでぶらりと訪れても。

花を美しいと感じられる、ゆったりとした時間が、あなたを待っています。

 

 

 

(tt)

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