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10/26〜12/23にミュゼふくおかカメラ館で「蜷川実花展」。一足先の金津創作の森の「蜷川実花展」を見てきました。
カテゴリー :ミュゼふくおかカメラ館
以前の当ブログでお知らせしたように(→こちら)、極彩色で鮮やかな独自の世界観を映し出す写真家で映画監督の蜷川実花(にながわ みか)氏(1972〜)の個展 蜷川実花展 MIKA NINAGAWA「noir」 が高岡市のミュゼふくおかカメラ館で10月26日(土)〜12月23日(月・祝)に開催されます(→こちら)。筆者が個人的に注目している若手アーティストの一人ですが、一足先に福井県の金津創作の森(あわら市)で「蜷川実花展」(7/20〜9/29)をやっていると聞き、行ってきました。
女性を中心に多くの人気を集めているだけに、初日11時からのトークショーには定員200人のところに、朝7時から並ぶ人がいて、最終的には600人以上にふくれあがったとか(→ご本人のブログより)、金津創作の森の企画展で最も早く来場者1万人を達成したとか(→こちら)、景気のいい話がいろいろ聞こえてきます。
会場でもユニークな趣向が二つありました。会場は、芸能人など著名人のポートレート、金魚の映像上映、植物や昆虫や風景写真の3つのコーナーにわかれているのですが、この3つ目のコーナーは、美術展にしては珍しく会場内の写真撮影が自由なのです。若い女性がいっぱいの会場は、お気に入りの写真を撮影する人や会場内で記念写真を撮る人がたくさんいました。もうひとつは、映画監督としての蜷川実花氏に注目して、「ニナミカ・シアター」と称して、映画の予告編やAKB48などのアーティストのミュージックビデオ、CMなど14本の映像作品(合計で約1時間)を一挙上映していました。どちらもとっても楽しめました。ミュゼふくおかカメラ館での個展も若い女性でいっぱいになるのは決定的ですね。どんな楽しい趣向があるのか楽しみです。
金津創作の森はJR芦原温泉駅からタクシーで約10分のところにあります。
(SH)