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2013年5月30日
高岡市郊外の臨済宗のお寺国泰寺(こくたいじ)では毎年6月2・3日の2日間、開山忌(かいざんき)が催されます。これはお寺の開山の祖である慈雲妙意禅師(1274〜1345)の命日に行われる厳かな法要ですが、ユニークなのは、今では時代劇の中でしかお目にかかれないような、深編笠(ふかあみがさ)をかぶった虚無僧(こむそう)が日本全国から数十人も集い、尺八を奏でるのです。
客寮から開山堂までの境内を、国泰寺の僧侶と虚無僧が行列で歩き、開山堂で読経に和して尺八を奏で、また客寮まで戻ります。尺八の音に全山が包まれます。当ブログでの昨年の報告はこちら。どなたでも参詣が可能です。
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(SH)