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高岡市の金屋町が国の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に選定されました。
カテゴリー :金屋町(かなやまち)
皆さん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は暮れも押し迫って、おめでたいニュースが飛び込んできました。高岡市の金屋町(かなやまち)が国の重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区に正式に選定されました。
重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区とは、文化財保護法により、全国各地に残る歴史的な集落や町並みの中で、特に価値が高いと判断され、国によって選定された地区です。
国の文化審議会が10月19日に、金屋町を重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区に選定することを文部科学大臣に答申したことは、すでに当ブログでも詳しくお伝えしましたが(→こちら)、12月28日(金)に文部科学省は文化審議会の答申通りに選定することを発表しました。
富山県内で重伝建(じゅうでんけん)地区に選定されるのは、世界遺産になっている南砺市五箇山の相倉、菅沼両合掌集落と、高岡市の山町筋(やまちょうすじ)に続いて4件目。鋳物師(いもじ)町としては全国初の選定です。(→文化庁の報道発表はこちら)
高岡市内で国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたのは、金屋町が山町筋(やまちょうすじ)に次いで市内2か所目。それも、約600mで近接するという、全国でも極めて珍しいケースです。JR高岡駅から直線で山町筋までは約600m、金屋町までは約1,200m。2か所の重伝建地区にぜひお越しください。
【行き方】
★徒歩 : JR高岡駅から昭和通りを直線で約20分。
★路線バス : 高岡駅前(古城公園口)より路線バスが1時間に2〜3本程度運行。「金屋」下車。運賃:100円
★コミュニティバス:高岡駅前(古城公園口)よりコミュニティバスが1時間に3本運行。「横田町」下車。運賃:200円(65歳以上は100円)
国の重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区に選定された金屋町(かなやまち) 。
JR高岡駅の改札前で高岡市役所がさっそく告知を始めています。
(SH)